「家族の通信費が高く生活の負担になっている。」
「通信費を節約したいがどうしたらいいかわからない。」
「何か具体的な節約方法はないかな?」
家庭にかかる毎月の通信費の支払いが高いとお悩みではありませんか?通信費は節約を考えずに契約を進めると、5人家族で毎月3万以上の高額な支払いに悩むことになるかもしれません。
しかし、通信費はお得に節約できる方法を実践するだけで、5人家族のご家庭でも毎月の支払額を2万円以下に抑えられます。また、今回紹介する方法の中で最も安い節約方法を実践すると月々の支払いを1万円前後に抑えることも可能です。
この記事では、以下の内容を解説します。
・通信費の相場
・通信費を節約するおすすめの方法
・目的に合わせた格安SIMと光回線の契約
この記事を読むことで、月々の通信費を節約方法がわかり、年間の通信費が30万以上かかっているご家庭では、10万円以上の節約も可能です。節約したお金で家族での外食や旅行を楽しめるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
家族の通信費の相場はいくら?
1ヶ月の通信費にかかる費用の内訳は、大きく分けて以下の3つになります。
・モバイル回線(スマホ1台あたりの平均2,000円〜6,000円前後)
・インターネット回線(4,000円〜6,000円)
・固定電話(2,000円前後)
モバイル回線にかかる費用は、1万5000人を対象にした、MMD研究所の調査結果「2020年11月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」で、大手3大キャリアと格安SIM(Y!mobile、UQ mobile、MVNO)の通信費の平均を発表しています。通信費のみ1人あたりの月額料金は大手3キャリアの平均5,853円、格安SIMの平均2,510円、MVNOの平均2,027円です。
モバイル回線の通信費は、端末代を含まない金額になります。格安SIMと比較すると3大キャリアの契約は、割高になる傾向です。仮に家族5人が全て3大キャリアと契約した場合、通信費の支払額の平均は、30,000円前後となります。
インターネット回線は、主に契約している光回線のことで、マンションタイプは4,000〜5,000円前後、戸建ての場合5,000〜6,000円前後が相場です。
固定電話にかかる費用は、月々2,000円前後が相場となり、年間で2万円以上の出費となります。通信費の支払が多いご家庭では、毎月の支払いが3万円以上にもなり、年間に換算すると36万円なので大きな出費となります。
家族の通信費を節約するおすすめの方法
家族の通信費を節約する方法は、以下4つの方法があります。
・格安SIMへ切り替える
・光回線と契約しスマホの通信プランを節約
・携帯電話の無料通話アプリを利用する
・固定電話を解約する
すべての節約方法を実践すると、ご家庭の通信費の支払いを1万円前後に抑えることも可能です。節約効果の高い方法から順番に解説していきます。
【節約効果大】格安SIMへ切り替える
大手3大キャリア(docomo・au・SoftBank)と契約している方は、格安SIMへキャリアを切り替えると、通信費の支払いを大きく節約できます。
大手キャリアでも、2021年オンライン専用プラン(ahamo・povo・LINEMO)の提供を開始し、通信量20GBの中容量プランは2,900円前後で利用できるようになりました。しかし、通信の低容量プランでは、いまだに料金体系が高く格安SIMと契約すると、月々のモバイル回線にかかる費用を1台2,000円以下に抑えられます。
参考までに、大手3大キャリアの契約プランと格安SIMの通信プランの相場を掲載します。
*割引やキャンペーン、追加オプションは考慮していません。
携帯キャリア | データ通信量 | 月額料金 |
格安SIM (OCNモバイルONE・LIBMO・mineo 平均) | 1~3GB | 1,000円前後 |
格安SIM (OCNモバイルONE・LIBMO・mineo 平均) | 5~8GB | 1,500円前後 |
格安SIM (IEON MOBILE・LIBMO・mineo 平均) | 20GB | 2,100円前後 |
3大キャリア (docomo) | 3GB ギガライト | 4,500円前後 |
3大キャリア (docomo・au・SoftBank) | 20GB (ahamo・povo・LINEMO) | 2,900円前後 |
3大キャリア (docomo・au・SoftBank) | 無制限 *docomoは60GBまで | 7,200円前後 |
データ通信量が低容量プランにおいて、通信費の相場は大きく下がります。また、格安SIMが安価でサービスを提供できる理由は、以下の2つになります。
・大手3大キャリアの通信回線を使用している
・実店舗を持たないので安価でサービスを提供できる
月々の通信費を節約したいご家庭は、格安SIMへ切り替えることが、大きな節約に繋がります。ぜひ、この機会に格安SIMへの切り替えを検討してみてください。
【節約効果大】光回線と契約しスマホの通信プランを節約
光回線と契約し、スマホの通信プランを今より安いプランで契約すると、通信費を大きく節約できます。スマホの月額利用料は、月々のデータ通信量によって料金体系が変わるからです。
例えば、スマホの無制限プランですと大手3大キャリアと契約した場合、7,200円前後の月額料金が発生します。しかし、光回線と契約すれば、自宅を高速通信環境に整えられ、無制限でインターネット利用が可能です。そこで、格安SIMで5GBの低容量プランと契約すると、月々のスマホ代も1,500円前後に節約できます。
光回線は月々4,000円〜6,000円前後で契約できます。格安SIMの3GB以下の低容量プランと契約すると月々の支払額を1500円以下に抑えることも可能となり、家族の多いご家庭で節約効果は高くなります。
ここで、インターネット回線費用をさらに節約するために、モバイルWiFiと契約する方法もありますが、以下4つのデメリットがあるためおすすめしません。
・光回線と比較して通信速度が遅いためオンラインゲームの利用には不向き
・通信容量に上限が設けられている
・屋内やエリアによって電波が入りにくい場所がある
・1人が外出で使用すると他の家族がWiFi通信を利用できない
光回線と契約し自宅の通信環境を無制限で高速通信に整えることで、快適にインターネット利用でき、月々の通信費を大きく節約できます。ぜひ、この機会に光回線の契約を検討しましょう。
【節約効果中】携帯電話の無料通話アプリを利用する
携帯電話の無料通話アプリを利用すると、1台あたりの月々の通話料を1,000〜3,000円ほど抑えられます。
通話料の支払い額は、大手3大キャリアとワイモバイル、UQモバイルは20円 / 30秒が相場です。他の格安SIMの通話料は、10円 / 30秒が料金相場となります。毎月の通話時間が1時間を超える場合は、各キャリアが提供するかけ放題サービスと契約した方が割安です。しかし、かけ放題サービスの利用料は無制限の場合、大手3大キャリアでは2,400円前後の費用が毎月プラスになります。
無料通話アプリの利用には、通話する相手が同じ通話アプリを利用していることが前提です。ここで、LINE利用者はスマホ・ケータイ所有者のうち全体の81.1%1もの人がLINEアプリを利用しています。
スマホユーザーの大多数がLINEを使っていることもあり、今までスマホ通話していた方も、LINE通話などの無料通話アプリに切り替えてみてはいかがでしょうか。
【節約効果中】固定電話を解約する
固定電話の基本料金は月々2,000円程度になります。ここで通信費の節約をきっかけに、固定電話の解約を検討しましょう。
固定電話を所持していないと社会的な信用がなくなると考える方もいるかもしれません。しかし、現在は携帯電話さえ所持していれば、クレジットカードやローンの審査も通るため、心配不要です。
また、仕事や家族の都合などで固定電話回線が必要な場合、光回線を利用しているご家庭では、ひかり電話の利用をおすすめします。月額500円程度から利用可能なので、固定電話よりも費用を節約できるからです。
固定電話の契約を解除すると年間2万円以上の節約につながるので、この機会に解約を検討してみてはいかがでしょうか。
目的に合わせた格安SIMを選び光回線のセット割を利用する
格安SIMと光回線を契約すると、月々の通信費は大きく抑えられます。しかし、各キャリアと光回線の会社も多数あるため、どの会社と契約するのがお得か判断が難しいです。
そこで、格安SIMのプロバイダと光回線会社を同じ会社に揃えることで、セット割引が利用可能となり、さらに通信費を節約できます。
各会社によってサービス内容と料金が異なるので、目的に合わせた格安SIMと光回線のセット割の利用が大切です。
ここでは、目的に応じた3つのおすすめのセット割を紹介いたします。
①高速通信で最も安い:OCNモバイルONEとOCN光
②モバイルを大容量で使いたい:LIBMOと@TCOMヒカリ
③乗り換えキャンペーンがお得:ワイモバイルとソフトバンク光
すでに格安SIMと光回線を契約しているご家庭も、今の契約内容と比較してみてください。
①高速通信で最も安い:OCNモバイルONEとOCN光
(出典:OCN光申込サイト)
「OCN光」と「OCNモバイルONE」の組み合わせが、IPoE接続にも対応し、高速通信で最も安い金額で利用可能なセット割です。
OCNモバイルONEの月額基本料金
プラン | データ通信 | 音声通話 | OCN光モバイル割 |
500MB | ー | 550円 | ー |
1GB | ー | 770円 | ▲220円 |
3GB | 858円 | 990円 | |
6GB | 1,188円 | 1,320円 | |
10GB | 1,628円 | 1,760円 |
OCN光の月額利用料は、マンションでは3,960円、戸建てでは5,610円で利用できます。OCNモバイルONEは、最低月額550円から利用可能なキャリアなので、5人家族で1GBのプランを契約した場合、家族みんな月額3,850円でスマホを利用可能です。
(出典:OCNモバイルONE公式サイト)
さらにフレッツ光OCN光とOCNモバイルONEのセット割引を使用すると、毎月のスマホ料金が最大5契約まで1契約につき220円割引きされます。5人家族の場合、1,100円の割引がつくので光回線の契約と合わせても、月額1万円以内に抑えるられます。
OCN光が現在実施中のキャッシュバックキャンペーンは、オプションサービスに加入しなくてもキャッシュバックを受け取れるので、今ならお得に加入できます!

②モバイルを大容量で使う:LIBMOと@TCOMヒカリ
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
外出などスマホの通信量を大容量で使いたい場合、TOKAIコミュニケーションズが提供する「LIBMO(リブモ)」と「@TCOM(アットティーコム)ヒカリ」の光回線とLIBMOの組み合わせが、コストパフォーマンスに優れています。
LIMBO なっとくプランの月額基本料金
データ容量 | データ+音声通話+SMS | データ+音声通話+SMS +10分かけ放題 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
3GBプラン | 980円(税抜891円) | 1,750円(税抜1,591円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
8GBプラン | 1,518円(税抜1,380円) | 2,453円(税抜2,230円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
20GBプラン | 1,991円(税抜1,810円) | 2,926円(税抜2,660円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
30GBプラン | 2,728円(税抜2,480円) | 3,663円(税抜3,330円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
@TCOMヒカリの月額料金は、マンションでは4,180円、戸建てでは5,610円となります。
LIMBOの料金プランは、30GBの大容量で使用しても、月額2,728円で使用できることが魅力です。また、@TCOMヒカリとセット割を利用すると、毎月220円割引されるのでさらに携帯代を安くできます!
(出典:LIBMO公式サイト)
5人家族全員が30GBのプランで契約した場合でも、月額13,640円なので、光回線と合わせても月額2万円以内で利用できます。
@TCOMヒカリは初期工事費が無料(マンションは半額割引)、月額料金12ヵ月間割引、最大50,000円キャッシュバックなどのキャンペーンを実施しています。今ならキャンペーンを利用して、大容量の通信プランも各社と比較して最安値の料金で使えるので、お得に加入できます!

③乗り換えキャンペーンがお得:ワイモバイルとソフトバンク光
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
他社キャリアから変更する場合、加入特典が豊富な「ワイモバイル」と「ソフトバンク光」がおすすめです。
ワイモバイル 月額基本料金
プラン | 音声通話SIM
| 家族割引サービス |
シンプルS 3GB | 2,178円 |
▲1,188円 |
シンプルM 15GB | 3,278円 | |
シンプルL 25GB | 4,158円 |
ソフトバンク光の月額料金は、マンションでは4,180円、戸建てで5,720円で利用できます。
2021年に発表されたワイモバイルの新料金プランは、シンプルS・M・Lと3つあり、料金は今まで紹介した格安SIMと比較すると割高です。
(出典:ワイモバイル公式サイト)
ただし、ソフトバンク光とセットで使うと「家族割引き」の適用で、2回線目以降は1,188円の割引対象となります。5人家族の場合、毎月4,752円も割引が適用されるので、家族が多いほどお得に利用できます!
また、ワイモバイルのメリットは、キャリアの店舗が各地にあるので、トラブル時も店舗スタッフに相談できます。
さらに、ソフトバンク光は、加入特典が豊富な光回線となります。申し込み窓口によってキャッシュバックを利用して、さらにお得に加入できます。キャッシュバックキャンペーンの他にもパソコンやテレビ、タブレットなどの豪華特典もあり、加入特典が選べるのがソフトバンク光とワイモバイルのセットの魅了です◎

【まとめ】通信費の節約方法を実践してお金を貯めましょう
家族の通信費を節約すると、今の通信費を年間10万円以上も節約も可能です。節約方法は、以下の4つがあります。
1.格安SIMへ切り替える
2.光回線と契約しスマホの通信プランを節約
3.携帯電話の無料通話アプリを利用する
4.固定電話を解約する
また、格安SIMと光回線のセット割引を利用すると、更に通信費を節約できます。
3つのおすすめのセット割引があるので、目的に応じた契約方法を検討してみてください。
①高速通信で最も安い:OCNモバイルONEとOCN光
②モバイルを大容量で使いたい:LIBMOと@TCOMヒカリ
③乗り換えキャンペーンがお得:ワイモバイルとソフトバンク光
家族みんなで通信費を節約すれば、外食や旅行に行くお金を貯めるられます。本記事を参考に、ご家族で通信費の節約に取り組んでみてください。