毎月の通信費トータル費用の節約をする手段として広く利用されているのが、スマホプランと自宅で利用する特定のインターネット回線を併用して、毎月のスマホ代を家族の分まで割引される「セット割」を適用する方法です。
スマホプランは3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の利用者が圧倒的に多く、シェア1位のドコモに「セット割」が適用される光回線「ドコモ光」は、光回線のシェアでも1位になっています。しかし、スマホシェア2位であるauの「auひかり」は、光回線のシェアでは2位になっていません。スマホシェアでは3位のソフトバンクの「ソフトバンク光」が、光回線のシェアで2位になっています。
そうなる理由は、auの戦略がドコモ・ソフトバンクとは異なり、「セット割」対象の回線に自社ブランドの「auひかり」に絞り込むのでなく、数多くのセット割対象になる回線の選択肢が存在しているからです。
auスマホの「セット割」は「auスマートバリュー」という名称で、その対象になるのは光回線も無線回線も多数が用意されていることが特徴です。
auのスマホプランユーザーが通信費トータル費用の節約できる、併用してスマートバリュー(セット割)が適用される対象になる、複数のインターネット回線を比較して解説していきます。
「auスマートバリュー」とは?
(出典:au)
auのスマホプランユーザーが、指定されている特定のインターネット回線を併用することで、毎月のスマホ代が割引される「セット割」の制度を、「auスマートバリュー」と呼んでいます。
割引は契約者だけでなくauを利用する家族全員にも適用されて、家族で利用することにより割引が適用される「家族割」も併せて適用されます。
割引額は、プランや利用人数などによって変わってきます。
割引額と毎月の支払い額
「auスマートバリュー」(セット割)を適応した場合の、毎月の支払い額についてプランごとにシミレーションしたものを見てみましょう。
無制限プラン
auのスマホプランでメインになるのが無制限プランで、利用者が多く割引額も大きくなっています。
使い放題MAX+ 5G/4Gプラン
現行の無制限プランが「使い放題MAX+ 5G/4Gプラン」です。
使い放題MAX+ 5G/4Gプラン | ||
容量 | 1GB未満 | 無制限 |
基本月額 | 5,808円 | 7,458円 |
家族割 (2回線) |
660円 | 660円 |
家族割 (3回線以上) |
1,210円 | 1,210円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 4,708円 | 6,358円 |
家族割2人総額 | 8,096円 | 11,396円 |
家族割3人総額 | 10,494円 | 15,444円 |
家族割4人総額 | 13,992円 | 20,592円 |
使い放題MAX 5G/4Gプラン
こちらは、新規受付を終了している旧プランです。
使い放題MAX 5G/4Gプラン | ||
容量 | 3GB未満 | 無制限 |
基本月額 | 5,588円 | 7,238円 |
家族割 (2回線) |
550円 | 550円 |
家族割 (3回線以上) |
1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 4,488円 | 6,138円 |
家族割2人総額 | 7,876円 | 11,176円 |
家族割3人総額 | 10,164円 | 15,114円 |
家族割4人総額 | 13,552円 | 20,152円 |
小容量プラン
auのスマホプランでは、無制限プラン以外の選択肢は小容量プランになります。
無制限プランと比較して、割引額は小さくなっています。
au スマホミニプラン+ 5G/4G
現行のauスマホの小容量プランです。
au スマホミニプラン+ 5G/4G | |||
容量 | ~1GB | ~3GB | ~5GB |
基本月額 | 4,708円 | 6,358円 | 8,008円 |
家族割 (2回線) |
660円 | 660円 | 660円 |
家族割 (3回線以上) |
1,210円 | 1,210円 | 1,210円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 3,608円 | 5,258円 | 6,908円 |
家族割2人総額 | 5,896円 | 9,196円 | 12,496円 |
家族割3人総額 | 7,194円 | 12,144円 | 17,094円 |
家族割4人総額 | 9,592円 | 16,192円 | 22,792円 |
au スマホミニプラン 5G/4G
こちらは、新規受付を終了している旧プランです。
au スマホミニプラン 5G/4G | ||||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
家族割 (2回線) |
220円 | 220円 | 220円 | 220円 |
家族割 (3回線以上) |
550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
セット割 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
単身利用 | 2,915円 | 4,015円 | 5,115円 | 5,665円 |
家族割2人総額 | 5,390円 | 7,590円 | 9,790円 | 10,890円 |
家族割3人総額 | 7,095円 | 10,395円 | 13,695円 | 15,345円 |
家族割4人総額 | 9,460円 | 13,860円 | 18,260円 | 20,460円 |
対象のインターネット回線種類は?
auのスマホプランと併用して、「auスマートバリュー」(セット割)の対象になるインターネット回線としては、「光回線」と「無線回線」があります。
光回線
対象の光回線は複数があり、月額料金はサービスによって異なっていることに加えて、マンションで利用する場合と、一戸建てで利用する場合で月額料金は異なっています。
光回線ごとに提供エリアは異なっていて、戸建て利用の場合はお住まいが提供エリアになっていない光回線を利用することはできません。マンション利用の場合は建物の共有スペース内まで導入工事が完了している光回線しか、原則として利用することができません。
フレッツ光系光コラボ
日本で最も提供エリアが広く普及している光回線が、NTT東西が敷設管理をしている「フレッツ光」です。プロバイダがワンセットになってコスパ良く利用ができる「光コラボ」は、フレッツ光の提供エリアになっている全国の多くの場所や、フレッツ光が導入されている日本中の建物の多くで利用することができ、「auスマートバリュー」の適用されるものがあります。
KDDI系光回線
auを擁するKDDIの光回線で、フレッツ光には提供エリアの広さで及びませんが、全国展開している光回線で、もちろん「auスマートバリュー」に対応しています。戸建てで関西エリアと中部エリアが提供エリアになっていないことは、注意が必要です。
電力系光回線
電力会社のグループ企業が、自社の配線設備などを利用して提供される光回線です。そのため、提供エリアは電力管内に限られています。電力系光回線でも、「auスマートバリュー」対象のサービスが複数存在しています。
ケーブルテレビ系光回線
ケーブルテレビを提供している企業が併せて提供している光回線で、J:COMなどの広範囲に提供されているケースもありますが、地元密着の極めて限られた提供エリアで提供されているケースが大半です。ケーブルテレビ系光回線で「auスマートバリュー」対象になっているものがありますが、対象数が多く提供エリアも限定されているため、今回の検証からは除外します。
詳細は以下でご確認ください。
無線回線
「auスマートバリュー」対象の無線回線は、KDDIグループがサービスを提供しているWiMAXになります。WiMAXは多くのプロバイダがワンセットにしてサービスを提供していて、それぞれ料金や費用において違いがあります。
「auスマートバリュー」対象のネット回線を比較
「auスマートバリュー」(セット割)の対象になっている、インターネット回線を費用順に並べて比較してみましょう。auスマホプラン料金の割引はどの回線サービスを選んでも同じなので、コスパ良く通信費トータル費用の節約するためには、安価な費用負担で利用できるサービスを選択するのが最適です。
スマートバリュー対象の「光回線」を費用順に比較
表の見方
月額料金 | 月額料金は一定ではなく、数ヵ月や年単位で割引が受けられるケースがあります |
工事費 | 光回線の利用には導入工事が必要で、工事費用が発生します 工事費は請求される場合と、無料の場合がありますが 分割支払いを選択して毎月の費用分の割引が受けられることで実質無料のケースが多く 完済前に解約をした場合は、残債を一括で支払う必要があります |
特典 | 新規契約をすることなどで、キャッシュバックが得られることがあります 毎月の月額料金から一定の期間に割引が適用されるケースもあります |
3年間利用 1ヶ月実質支払い額 |
3年間の利用と仮定して、3年分の月額料金や工事費の加算を行い 得られるキャッシュバックや割引などを減算した総額費用を 36ヶ月で除算(割り算)を行った、1ヶ月分の実質支払い額です |
対象エリア | 主な対象エリアを表記していますが、全域で利用ができるわけではなく その中に提供エリアが存在しているとお考えください |
光回線系列 | 使っている光回線で、利用ができる提供エリアに大きな影響があります 詳細は前述の回線種類をご参照ください |
マンション利用
マンションで光回線を利用する場合、建物や同じ建物内でサービスを何戸で利用するかなどの条件によって、月額料金は変わる場合があります。
光回線 | 月額料金 | 工事費 | 特典 | 3年間利用 1ヶ月実質支払い額 |
対象エリア | 光回線系列 |
コミュファ光 | 4,070円 | 0円 | 44,440円 | 2,836円 | 東海 | 電力系 |
ピカラ光 | 3,740円 | 0円 | 18,700円 | 3,221円 | 四国 | 電力系 |
@T COMヒカリ | 4,180円 | 0円 | 31,960円 | 3,292円 | 静岡県以外の全国 | フレッツ光系 光コラボ |
auひかり | 4,510円 | 0円 | 40,000円 | 3,399円 | 全国 | KDDI系 |
eo光 VDSL | 3,876円 | 0円 | 16,200円 | 3,426円 | 近畿 | 電力系 |
ビッグローブ光 | 4,378円 | 0円 | 32,000円 | 3,489円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@nifty光 | 4,378円 | 22,000円 | 54,000円 | 3,489円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ひかりゆいまーる | 4,180円 | 0円 | 22,000円 | 3,569円 | 沖縄 | フレッツ光系 光コラボ |
メガエッグ光 | 4,070円 | 0円 | 12,210円 | 3,731円 | 中国 | 電力系 |
BBIQ光 | 4,510円 | 0円 | 26,840円 | 3,764円 | 九州 | 電力系 |
auひかり ちゅら | 4,719円 | 12,650円 | 22,434円 | 4,447円 | 沖縄 | KDDI系 |
エディオンネット | 4,455円 | 0円 | 0円 | 4,455円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
So-net光プラス L | 5,995円 | 29,040円 | 29,975円 | 5,969円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
戸建て利用
光回線 | 月額料金 | 工事費 | 特典 | 3年間利用 1ヶ月実質支払い額 |
対象エリア | 光回線系列 |
コミュファ光 | 5,170円 | 0円 | 51,280円 | 3,746円 | 東海 | 電力系 |
ピカラ光 | 4,950円 | 0円 | 24,750円 | 4,263円 | 四国 | 電力系 |
eo光 | 5,448円 | 0円 | 36,816円 | 4,425円 | 近畿 | 電力系 |
auひかり | 5,610円 | 0円 | 40,000円 | 4,499円 | 近畿・東海以外の全国 | KDDI系 |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 0円 | 32,000円 | 4,589円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@T COMヒカリ | 5,610円 | 0円 | 35,280円 | 4,630円 | 静岡県以外の全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@nifty光 | 5,720円 | 22,000円 | 54,000円 | 4,831円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
BBIQ光 | 5,830円 | 0円 | 34,760円 | 4,864円 | 九州 | 電力系 |
ひかりゆいまーる | 5,720円 | 0円 | 22,000円 | 5,109円 | 沖縄 | フレッツ光系 光コラボ |
メガエッグ光 | 5,720円 | 0円 | 13,200円 | 5,353円 | 中国 | 電力系 |
エディオンネット | 5,610円 | 0円 | 0円 | 5,610円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
auひかり ちゅら | 6,039円 | 19,250円 | 30,354円 | 5,731円 | 沖縄 | KDDI系 |
So-net光 L | 7,095円 | 29,040円 | 35,475円 | 6,916円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
スマートバリュー対象の「無線回線」を費用順に比較
表の見方
月額料金 | ホームルーターの月額料金は年単位や数ヵ月単位で変わるケースがあります |
端末代 | 無線回線でインターネットを利用するには ホームルーター・モバイルルーターの端末本体が必要です 旧製品の一部を除き、ホームルーターとモバイルルーターの本体代は同じです 費用については実費がかかる場合・実質無料の場合・レンタルの場合がありますが 分割支払いで毎月の費用分の割引が受けられることで実質無料のケースが多く 完済前に解約をした場合は、残債を一括で支払う必要があります |
備考 | そのサービス特有の事柄が記載してあります キャッシュバックキャンペーン等の特典がうけられるケースがあります |
3年間利用 1ヶ月実質支払い額 |
3年間の利用と仮定して、3年分の月額料金や端末代の加算を行い 得られるキャッシュバックや割引などを減算した総額費用を 36ヶ月で除算(割り算)を行った、1ヶ月分の実質支払い額です |
「無線回線」 費用順に並べて比較
月額料金 | 3年間利用 1ヶ月実質支払い額 |
端末代 | 備考 | |||
1年目 | 2年目 | 3年目 | ||||
BIGLOBE WiMAX | 4,433円 | 4,433円 | 4,928円 | 4,237円 | 0円 | キャッシュバック 13,000円 |
GMOとくとくBB WiMAX | 4,807円 | 4,807円 | 4,807円 | 4,474円 | 0円 | キャッシュバック 12,000円 |
ASAHIネットWiMAX | 3,718円 | 3,718円 | 3,718円 | 4,488円 | 27,720円 | 4年目以降は4,928円 |
DTI WiMAX | 3,410円 | 3,960円 | 3,960円 | 4,547円 | 27,720円 | 4年目以降は4,730円 |
ヨドバシWiMAX | 4,268円 | 4,950円 | 4,950円 | 4,604円 | 0円 | 初月0円 |
MONSTER MOBILE WiMAX | 4,543円 | 4,708円 | 4,708円 | 4,653円 | 0円 | 1年目は年間平均 端末はレンタル |
Broad WiMAX | 4,785円 | 4,785円 | 4,785円 | 4,677円 | 0円 | 1ヶ月目880円 |
BICWiMAX | 4,268円 | 4,950円 | 4,950円 | 4,723円 | 0円 | ビックポイントなど特典あり |
カシモWiMAX | 4,818円 | 4,818円 | 4,818円 | 4,723円 | 0円 | 1ヶ月目1,408円 |
5G CONNECT | 4,800円 | 4,800円 | 4,800円 | 4,800円 | 0円 | 1ヶ月お試しモニター |
FreeMax WiMAX | 4,800円 | 4,800円 | 4,800円 | 4,800円 | 0円 | 端末はレンタル |
シンプルWiFi WiMAX | 4,840円 | 4,840円 | 4,840円 | 4,840円 | 0円 | 端末はレンタル |
UQWiMAX | 4,268円 | 4,950円 | 4,950円 | 4,888円 | 5,940円 | 15日間のお試しあり |
J:COM WiMAX | 4,268円 | 4,950円 | 4,950円 | 4,904円 | 10,780円 | 初月0円 |
Vision WiMAX | 3,751円 | 3,751円 | 5,049円 | 4,954円 | 27,720円 | 2年契約プラン |
hi-ho WiMAX | 4,589円 | 5,368円 | 5,368円 | 5,108円 | 0円 | 1年目は年間平均 2年契約 |
auスマートバリュー対象のネット回線で最も安いのは?
auスマートバリュー対象のネット回線で、最も安い回線を確認しましょう。
無線回線の方が光回線よりも支払い費用は安いという、イメージをお持ちの方も多いと思います。しかし、キャッシュバック特典などは競争が激しい光回線の方が多く、3年間の実質費用でシビアに比較をすれば、相対的に光回線の方が支払い費用は抑えることが可能で、特に月額料金の設定が安いマンション利用は、コスパ良く利用ができると言えます。
無線回線に比べて有線回線の光回線のサービスは、利用する場所や環境などの外的要因によって生じるロスが少なく、実際に利用ができる通信速度も光回線が速く安定して利用ができます。そのため、「auスマートバリュー」を適用させる自宅のインターネット回線として、光回線を併用するのが最適です。
最も安いのは「コミュファ光」ですが・・・
「auスマートバリュー」対象の光回線・無線回線を含めて、3年間の実質費用が最も安いのは「コミュファ光」です。
しかし、コミュファ光の提供エリアは中部電力管内の東海エリアだけに限られているため、コスパに魅力を感じても他のエリアでは利用することができません。
次の「ピカラ光」も四国電力管内に限られていて、他のエリアでは利用することができません。
フレッツ光系「光コラボ」が最適
「auスマートバリュー」を適用する自宅の光回線には、全国の都心部から郡部まで広くカバーしているフレッツ光を使う「光コラボ」がおすすめです。フレッツ光が導入されているマンションも数多く、光コラボを利用することが可能です。
今後に引っ越しをする場合も提供エリアが広く、引っ越し先で同じサービスを継続利用できる可能性が極めて高いのは「光コラボ」です。
auユーザーが光回線を併用してコスパ良く利用するには「UQモバイル」に乗り換え
(出典:UQ mobile公式サイト)
auユーザーが自宅で光回線の「光コラボ」を併用して、コスパ良く利用するために「auスマートバリュー」の利用はマストです。しかし、ここからさらに通信費トータル費用の節約するためには、auと同じアンテナ基地局・回線を使っていて通信品質が同じで安価に提供されている、auのサブブランド「UQモバイル」への乗り換えが最適です。
「auスマートバリュー」の対象になっているインターネット回線の多くは、「UQモバイル」を併用することにより「セット割」を適用して安価に利用することができます。
自宅で光回線が利用できれば小容量プランで多くのユーザーは対応可能
「UQモバイル」のプラン構成は小容量から中容量のため、auで利用者が多い無制限プランユーザーは不安を持つ方もいらっしゃると思います。しかし、自宅で光回線が利用できる環境が整えば、多くのスマホユーザーは小容量プランで対応が可能になります。
スマホ利用は自宅が多い
(出典:ソフトバンク)
上記のグラフは、ソフトバンクが発表している、全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査です。
インターネットを利用する場所は自宅が94.6%で、腰を落ち着けて長時間継続利用ができるため動画視聴に利用しているユーザーも多く、大量のギガを家で消費しると言えます。
外出時だけなら3GB/月未満程度のユーザーが多い
この自宅のインターネット利用で光回線によるWi-Fiが利用できるようになれば、スマホ利用もWi-Fiを使うため、契約しているスマホプランのギガ容量消費は大幅に減ります。これは、家族全員のインターネット利用も同様です。
Wi-Fiが利用できない外出時の、ちょっとした調べ物やweb閲覧、SNS利用などの一般的なスマホ利用での消費は限られていて、多くのスマホユーザーは月に3GB未満程度のスマホプランからのギガ消費で収まります。
この程度の小容量プランをauのプランで利用する場合、家族割・セット割を適用した「au スマホミニプラン 5G/4G」では月額5,115円、「au スマホミニプラン+ 5G/4G」では月額5,258円になります。この料金は極めてコスパが良くないと言えます。
「UQモバイル」なら小容量プランが安い
auと同じ回線品質が利用できるのに、サブブランドの「UQモバイル」なら小容量プランを大幅に安く利用することができます。
UQモバイルに「セット割」適用した料金
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
光回線を自宅で利用することができる、多くのスマホユーザーに最適な容量の3GBよりも1GBの余裕がある4GBのミニミニプランが、「セット割」を適用することにより月額1,265円で使うことができます。5,000円を超えているauのスマホプランと比較すればお幅に安く、家族全員で乗り換えることで通信費トータル費用の大幅な節約が可能になります。
UQモバイルと併用してコスパが良い「セット割」対象の光回線2選
「UQモバイル」と併用して「セット割」が適用できる、コスパの良いおすすめの光回線をご紹介します。
通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
KDDIグループのビッグローブが提供していて、老舗プロバイダのノウハウを継承する光コラボの「ビッグローブ光」は先の一覧表でもトップグループのコスパで、「UQモバイル」の併用で「セット割」が適用されて、通信費トータル費用の節約が可能になります。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、導入工事の費用が発生します。最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
通信費トータル費用
ビッグローブ光とUQモバイル(ミニミニプラン)を併用して、「セット割」を適用した場合の通信費トータル費用を計算します。UQモバイルでは家族割の併用はできませんが、コスパは抜群になります。
単身利用の場合
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 1人 | 550円 | 6,006円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 1人 | 550円 | 7,106円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人で利用の場合
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
auのスマホプランを利用して「auスマートバリュー」を適用させる利用方法よりも、大幅にコスパ良く利用することができます。
「ニフティ光」+「UQモバイル」にセット割の適用もおすすめ
(出典:ニフティ光申し込みサイト)
ビッグローブと双璧の老舗プロバイダのニフティが提供する光コラボ「ニフティ光」も、先の一覧表でもトップグループのコスパで、「UQモバイル」のセット割を活用して通信費トータル費用の節約が可能です。
ニフティ光の月額料金は、マンションタイプ4,378円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ニフティ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

月額料金22ヵ月間割引キャンペーン
ニフティ光を新規契約すると、契約時から22ヵ月間月額料金が1,100円の割引が受けられます。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ニフティ光がおすすめです。
ニフティ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
通信費トータル費用
ニフティ光とUQモバイル(ミニミニプラン)を併用して、「セット割」を適用した場合の通信費トータル費用を計算します。UQモバイルでは家族割の併用はできませんが、コスパは抜群になります。
単身利用の場合
ニフティ光 | UQモバイル4GB | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 1人 | 550円 | 6,006円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 1人 | 550円 | 7,348円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人で利用の場合
ニフティ光 | UQモバイル4GB | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
auのスマホプランを利用して「auスマートバリュー」を適用させる利用方法よりも、大幅にコスパ良く利用することができます。