「povo(ポヴォ)」は、auを擁するKDDIが提供しているスマホのオンライン専用プランです。
従来のスマホプランとは大きく異なり、基本月額料金の概念が無く、必要な時にだけトッピングと呼ばれるオプション購入を行う、合理的な運用が可能のため加入者が増えています。
トッピングの内容は短期小容量から長期大容量まで多彩に揃っているので、幅広いユーザーの使い方に柔軟に対応することができるのが、povoの大きな魅力です。
インターネットデータ利用量は、多くのスマホユーザーで年々増加傾向が明確です。
大容量を利用ができるpovoの運用だけでも使えますが、コスパ良く合理的にインターネット利用をするためには、自宅に無制限利用が可能な別回線を導入してWi-Fiを使うことが最適です。
「スマホ+Wi-Fi用回線」利用の通信費トータル費用を節約する手段として効果的なのは、特定の組み合わせ時に適用される割引の「セット割」です。
セット割が適用される組み合わせでは、多くの場合で「ドコモ+ドコモ光」などの同一資本のサービス併用が条件になっています。
povoはKDDIによるサービスなので、同じKDDIが提供している光回線サービス「auひかり」を併用することで、
「セット割」が適応されてお得になるのか?
それとも、もっとお得になるWi-Fi回線のサービスがあるのか?
あるならおすすめはどこなのか?について解説していきます。
「povo」には「auひかり」とのセット割は無い
結論から申し上げると、「povo」には「auひかり」などの光回線や他の無線回線と併用して割引が適用される「セット割」を含めて、割引制度は基本的に存在していません。
なぜ?「povo」には割引制度が無いのか?について、ご説明しましょう。
KDDIのスマホプランの中で「povo」の立ち位置
KDDIでは、3つのブランドによるスマホプランが提供されています。
ポジション |
メインブランド |
サブブランド |
オンライン専用 |
ブランド名 |
au |
UQモバイル |
povo |
特徴 |
無制限プラン |
小中容量を安価 |
トッピング |
家族割 |
あり |
あり |
なし |
光回線セット割 |
あり |
あり(家族割の併用不可) |
なし |
店舗サポート |
あり |
あり |
なし |
同じようなプランブランドを並立させても、運営する企業にはデメリットしかありませんから、ブランドごとに明確に役割をはっきりさせています。
au
auはKDDIのスマホプランブランドを代表する顔であり、唯一無制限プランが存在していて、取り扱っているスマホも最新のハイスペックiPhoneなどを揃えています。
UQモバイル
無制限プランを必要としない、auの料金を割高だと判断するユーザーに対しての受け皿として、格安SIMなどの他社への流出を防ぐため、小中容量をauよりも大幅に安価な月額料金で提供しています。
取り扱うスマホは最新ではなく、ハイスペックな機種の取り扱いもありません。
povo
携帯料金を下げることを標榜した管政権時に、ドコモからオンライン専用プランとして、従来のスマホ月額料金よりも大幅に安い「ahamo」の提供が始まり、これがpovoの立ち位置を決定づけています。
povoはahamo対抗のオンライン専用プラン
登場時のahamoの特徴として
- オンライン専用プランであり、実店舗での契約・サポートはしない
- 20GBの容量で国内5分まで何回でもかけ放題込みの月額料金
- 家族割・セット割などの割引制度は一切適用しない
- スマホの提供は行わない
などがありました。(現在では変更されている内容もあります)
従来のスマホプランよりも大幅に安価な月額料金を実現するために、今まで行ってきたサービスは大幅に制限がかかりましたが、管政権の望む価格を実現するためにはご了承の上でご利用くださいね。というのが、ドコモの中でのahamoの立ち位置です。
povoはahamoの対抗プランとして、ahamoを追従するスタイルで登場したオンライン専用プランです。
そのため、povoでは割引制度を提供していないので、同じKDDIが提供する「auひかり」でも、スマホ代を割り引く「セット割」の適用はありません。
セット割のない「povo」でコスパ重視なら安いWi-Fi回線を組み合わせる
povoユーザーが自宅で利用するWi-Fi回線は、どこを選んでも優遇される割引制度が無いため、コスパ重視で選ぶなら安価に提供されているWi-Fi回線が良いことになります。
手軽に導入ができて、安価に利用ができるWi-Fi用回線としては「モバイルルーター」があります。
特に単身世帯のユーザーでは、モバイルルーターなら自宅だけでなく外出先に持ち出すことも可能で、たまたまモバイルルーターの電池が切れた場合や、今日は身軽に出かけたい時にだけ、状況に応じてpovoのトッピングを行えば良く、限りなくpovoへの支払いは0円に近くなり、コスパ良く合理的に利用ができます。
*povoは完全無料で利用がずっとできるのではなく、180日間以上有料トッピングをしないと、解約される可能性があることには注意が必要です。
「楽天ワイファイポケット」
(出典:楽天モバイル)
楽天モバイルのモバイルルーターは楽天モバイル回線の電波を使いますが、楽天の電波が掴めない場所ではパートナー回線のauが利用できます。
*楽天回線が完全に掴めない場所に限り、僅かでも掴めていれば利用状況が悪くてもユーザーの意図で切り替えることはできません
容量と月額料金
無制限 月額3,278円 (従量制で20GB以下の利用時には料金が安くなります)
3GBまで月額1,078円・20GBまで2,178円・それ以上は3,278円の従量制で、利用しなかった月は支払いも安くなる料金システムは合理的です。
本体料金
7,980円(本体購入と同時に回線申込みで1円)
「GMOとくとくBB WiMAX」
(出典:GMOとくとくBB WiMAX公式)
WiMAXは通信速度に定評があり、安定した通信環境の利用ができます。
WiMAX系のモバイルルーターは数多くありますが、「GMOとくとくBB WiMAX+5G」は最安値級でありおすすめです。
容量と月額料金
無制限 月額4,807円
本体料金
36ヵ月利用することで、本体料金も実質無料になります。
キャッシュバック
今なら、12,000円のキャッシュバックをしています。

「クイックWiFi」
(出典:クイックWiFi公式)
「クイックWiFi」は100GBまでに容量の制限があり、無制限利用をすることはできませんが、単身利用のライトユーザーで容量100GBは事実上の使い放題と言えます。
逆に大きなメリットとしては、すべての通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)を利用場所によって最適な電波を自動的に掴みにいく、「クラウドSIM」を採用しているため、ここまでご紹介したどのモバイルルーターよりも快適に利用できる場所が多く、行動的なユーザーに最適です。
容量と月額料金
100GB 3,718円
本体料金
月額料金に込みになっているので、本体料金としての支払いは不要です。
キャッシュバック
今なら、8,000円のキャッシュバックをしています。

Wi-Fi回線の併用なら「UQモバイル」+「セット割」のコスパが上
「povo」の料金は、今まで行ってきたサービスは割引を含めて大幅に制限することで安価になっていますが、トラブル時には店舗利用ができて「セット割」の適用も受けられる、同じKDDIが提供している「UQモバイル」の方が利便性は高く、コスパも良いと言えます。
UQモバイルは「セット割」が適用される
UQモバイルには、3つのプランがあります。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
povoのトッピングでは、3GB(30日間有効)が990円で購入できますから、一見するとpovoの料金は大幅にコスパが良く見えます。
しかし、自宅に無線回線のWiMAX系のWi-Fi回線を導入すれば、毎月のスマホ代が家族の分まで割引される「セット割」が適用されます。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 |
スマホ1台当り | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 |
*「コミコミプラン+」には、セット割の適用がありません。これは、povoが当初のオンライン専用プランの標準的なスタイルからトッピングに変わったことで、ahamoに直接対抗するプランの役割を担っているからです。
セット割を適用後のUQモバイルでは、4GBの容量プランが1,265円になり、1GB辺りで換算すればUQモバイルの方が安くなります。
家族の人数が増えるほど、povoと比較して「UQモバイル」のコスパは良くなります。
povoでは有効期限を越えたギガ容量は消滅しますが、UQモバイルでは使い残したギガは翌月に持ち越すことができる点でも、合理的でコスパが良いと言えます。
Wi-Fi用の無線回線には「ホームルーター」が最適
前述のモバイルルーターは、単身利用者には合理的な手段ですが、家族で利用する場合には向いていません。
「ホームルーター」なら、家族で利用するのにも十分な機能と性能があり、毎月支払うWi-Fi回線用費用も頭割りができてコスパが良くなり、WiMAX系のWi-Fi回線+UQモバイルを家族で併用することにより、「セット割」の適用も受けられます。
実際に利用できる通信速度の数値を、ユーザーが計測している「みんなのネット回線速度」で、3ヵ月の平均値を見てみましょう。
回線 | 下り通信速度 |
ホームルーター | 182.9Mbps |
モバイルルーター | 102.5Mbps |
ホームルーターはモバイルルーターの通信速度を大きく上回り、WiMAX系のWi-Fi回線はホームルーターもモバイルルーターも同じため、単身利用にもホームルーターがおすすめです。
モバイルルーターは常に持ち歩いて、契約しているスマホプランのギガを消費せずに利用ができるのがメリットですが、荷物が増えて充電をそれぞれ行う必要があるなどの煩わしさがあります。
スマホだけで身軽に行動ができて、自宅ではスマホプランのギガを消費しないWi-Fi回線利用をするのが、コスパの良い合理的なインターネット利用の方法です。
自宅にWi-Fi環境があればギガ消費は3GB未満が大半
(出典:MM総研)
このグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」です。
動画視聴を行うなど、短時間でギガを消費する自宅のスマホ利用をWi-Fi回線で行えば、外出時にWi-Fiが利用できない場所だけに限られるスマホプランのギガ消費は、多くのスマホユーザーにとって大きくありません。
グラフ上で見れば、3GB未満のユーザーが圧倒的に多い割合を占めています。
自宅では「セット割」対象のWiMAX系のWi-Fi回線を利用して、外出時には「UQモバイル」の4GBが利用できるプランを組み合わせるのが最適です。
UQモバイルに「セット割」が適用されるインターネット回線
UQモバイルの「セット割」対象になる無線回線サービス
UQモバイルを併用して「セット割」の対象になるWiMAX系のWi-Fi回線は、数多くあります。
月額料金 | 端末代 | 備考 | |
UQ WiMAX | 4,950円 | 27,720円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
Yamada air mobile | 4,950円 | 27,720円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
BIC WiMAX | 4,950円 | 27,720円 | 13カ月間 682円/月を割引 期間限定の端末代値引きあり |
ワイヤレスゲートWiMAX | 4,818円 | 21,780円 | 3年契約か2年契約が必要で3年契約の場合はプラスエリアモードが無料 |
エディオンネット | 4,950円 | 21,780円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
PC DEPOT | 4,268円 | 16,500円 | 3年契約 旧型モバイルルーターのみ 3年経過後は月額5,368円 |
KT-WiMAX | 4,950円 | 別途 金額記載なし | 13カ月間 682円/月を割引 |
とくとくBB WiMAX | 4,807円 | 36回実質無料 | 契約縛りなし |
Broad WiMAX | 4,950円 | 31,680円 | 2年契約は3年間月額3,773円 契約縛りなしは3年間月額4,378円 |
カシモ WiMAX | 4,818円 | 36回実質無料 | 契約縛りなし |
Vison WiMAX | 5,170円 | 27,720円 | 2年契約は2年間月額3,751円 契約縛りなしは2年間月額4,356円 |
EX WiMAX | 4,950円 | 36回実質無料 | モバイルルーターのみ提供 |
hi-ho WiMAX | 5,368円 | 36回実質無料 | 2年契約 5ヵ月目まで月額4,268円 以降2年は月額4,818円 |
J:COM WiMAX | 4,950円 | 10,780円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
DISM WiMAX | 4,950円 | 31,020円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
So-net WiMAX | 新規契約受け付け終了 | ||
BIGLOBE WiMAX | 4,928円 | 27,720円 | 24カ月間 1,650円/月を割引 |
ヘーベル5G | ヘーベルハウス入居者限定 | ||
シンプルWiFi | 4,840円 | レンタル0円 | 契約縛りなし |
e Wi-Fi | 4,708円 | 27,720円 | 1年間は月額4,158円 |
Root WiMAX | 5,500円 | 36回実質無料 | 端末代770円×36回の同額割引 |
Usefl WiFi for Biz | 店舗利用者法人向け | ||
BizAir | 店舗利用者法人向け | ||
CHARGE SPOT | 新規契約受け付け終了 | ||
ruumモバイルWiMAX | 4,378円 | 36回実質無料 | 2年契約縛りあり |
もっトクWiFi | 3,999円 | 21,780円 | 旧型機種のみ 縛りなし |
どんなときもWiFi | 4,840円 | レンタル0円 | 契約縛りなし |
ヒカルWiFi | 新規契約受け付け終了 | ||
SUPER WiFi | 外国人向け | ||
PLAIOWiMAX | 5,148円 | 27,720円 | 1年間は月額4,026円以降3年まで月額4,378円 |
EPARK Wi-Fi | 店舗利用者法人向け | ||
ZEUS WiMAX | 4,950円 | 27,720円 | 1年間は月額4,400円 2年縛りは月額4,290円 |
選べるWiFi | 4,950円 | 36回実質無料 | 3年間は3,850円 |
ずっとネット | 4,378円 | 月額385円 | ずっとネットサポート加入中(月額385円)は端末代相殺 |
柔整WIFI | 柔道整復師店舗向け |
たとえば、自宅のホームルーターに「UQ WiMAX」を無制限利用して、家族4人で「UQモバイル」のミニミニプランに「セット割」を適用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
UQ WiMAX | UQモバイル 4GB | 家族 | 合計 |
4,950円 | 1,265円 | 4人 | 10,010円 |
家族4人で快適にインターネットを利用しても、通信費トータル費用は10,010円で収まり、コスパは抜群です。
「光回線」+「UQモバイル」+「セット割」なら更に快適でコスパも抜群
無線回線を使う「ホームルーター」「モバイルルーター」よりも、光回線を使えば更に快適な通信環境を利用できます。
無線回線の宿命として無制限利用を標榜していても、短時間に大量のデータを扱う・継続的に利用を続けるなどの使い方によっては、制限がかかってしまうリスクがあることは否めません。
光回線ならどのような使い方を家族全員でしても、一切の制限がかかることが無く快適な通信環境を利用できます。
先述の実際に利用者が通信速度を計測している、「みんなのネット回線速度」の直近3ヵ月のデータを比較してみましょう。
回線 | 下り通信速度 |
光回線 | 491.3Mbps |
ホームルーター | 182.9Mbps |
モバイルルーター | 102.5Mbps |
無線回線よりも、光回線の通信速度が圧倒的に速いと言えます。
光回線は高いというイメージをお持ちの方も多いのですが、無線回線と比較しても高額になっているわけではなく、UQモバイルに同様に「セット割」を適用できる光回線サービスを選択すれば、通信費トータル費用をコスパ良く安価に利用ができます。
具体的にUQモバイルに「セット割」が適用される光回線を見ていきましょう。
マンションで「セット割」対象の光回線サービス
光回線 | 月額料金 | 対象エリア | 光回線系列 |
auひかり | 4,180円 | 近畿・東海以外の全国 | KDDI系 |
auひかり ちゅら | 4,719円 | 沖縄 | KDDI系 |
eo光 | 5,447円 | 近畿 | 電力系 |
コミュファ光 | 4,070円 | 東海 | 電力系 |
ピカラ光 | 3,740円 | 四国 | 電力系 |
BBIQ光 | 4,510円 | 九州 | 電力系 |
メガエッグ光 | 4,070円 | 中国 | 電力系 |
So-net光プラス M | 4,895円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ビッグローブ光 | 4,378円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@nifty光 | 4,378円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
エディオンネット | 4,455円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@T COMヒカリ | 4,180円 | 静岡県以外の全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ひかりゆいまーる | 4,180円 | 沖縄 | フレッツ光系 光コラボ |
戸建てで「セット割」対象の光回線サービス
光回線 | 月額料金 | 対象エリア | 光回線系列 |
auひかり | 5,610円 | 近畿・東海以外の全国 | KDDI系 |
auひかり ちゅら | 6,039円 | 沖縄 | KDDI系 |
eo光 | 5,448円 | 近畿 | 電力系 |
コミュファ光 | 5,170円 | 東海 | 電力系 |
ピカラ光 | 4,950円 | 四国 | 電力系 |
BBIQ光 | 5,830円 | 九州 | 電力系 |
メガエッグ光 | 5,710円 | 中国 | 電力系 |
So-net光プラス M | 5,995円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@nifty光 | 5,720円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
エディオンネット | 5,610円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@T COMヒカリ | 5,610円 | 静岡県以外の全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ひかりゆいまーる | 5,720円 | 沖縄 | フレッツ光系 光コラボ |
ケーブルテレビの「セット割」対象
日本全国にある地元のケーブルテレビが提供しているインターネットサービスでも、auの「セット割」が適用できます。


KDDIグループの光回線「ビッグローブ光」がおすすめ
povoと光回線を組み合わせて利用するよりも、同じKDDIが提供している「UQモバイル」に「セット割」を適用させて光回線を併用する方が、コスパが良くおすすめです。
UQモバイルに「セット割」が適用できる光回線サービスとしては、同じKDDIが提供している「auひかり」を連想する方も多いですが、auひかりは利用ができる提供エリアが限られていて、関西地方や東海地方では利用することができません。
全国の津々浦々まで幅広い提供エリアを持つ、NTT東西が敷設管理している光回線「フレッツ光」の卸提供を受けて、KDDIグループのビッグローブが提供している光コラボ「ビッグローブ光」が、UQモバイルに「セット割」を適用する自宅の光回線として最適です。
「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光を新規契約すると、今ならキャッシュバックが受け取れるキャンペーンが行われています。

工事費無料キャンペーン
光回線を導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
ビッグローブ光の導入には最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
将来引っ越しをする場合には、引っ越し先でも光回線の導入工事は必要であり、工事費用もその都度かかってきます。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になっています。
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
「UQモバイル」のセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
ビッグローブ光と「UQモバイル」を併用すれば、「セット割」が適用されて4GBのプランを月額1,265円で利用ができます。
同様に家族4人で利用したケースの、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
ホームルーターを利用した場合の費用と比べて、マンション利用では下回る金額で利用ができて、戸建て利用でもほぼ同じ金額で利用ができます。
高速な無制限利用できる環境を自宅で利用できる、家族4人のスマホ代まで含めた通信費トータル費用を見れば、快適でコスパの良い組み合わせは「UQモバイル」+「ビッグローブ光」+「セット割」が、おすすめであることをご理解いただけると思います。
もちろん、au・povoで購入利用しているスマホは、UQモバイルも同じ電波・回線を使っているため、乗り換えても快適に継続利用することができます。
しかし、KDDIグループとは異なる電波・回線を使っている、ドコモ・ソフトバンクユーザーによるこの乗り換えは、それぞれで購入したスマホを快適に継続利用することができない可能性があります。
ドコモ・ソフトバンクユーザーにおすすめの「光回線」+「スマホプラン」+「セット割」
同様にドコモ・ソフトバンクユーザーがコスパ良く利用ができる、「光回線」+「スマホプラン」+「セット割」について、具体的な組み合わせ利用方法もご紹介しておきましょう。
ソフトバンクユーザーには「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクユーザーには、スマホプランをソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」に乗り換えて、自宅の光回線に「ソフトバンク光」を導入して「セット割」の適用をするのが、コスパの良い最適な利用方法です。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクと同じ回線品質のワイモバイルは、「セット割」を適用させることで4GBのプランが1,265円で利用できます。
この価格は、先にご紹介したUQモバイル+セット割の価格と全く同じでコスパは抜群です。
プラン名 | S | M | L | ||
容量 | 4GB | 1GB未満 | 20GB | 1GB未満 | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,915円 | 4,015円 | 2,915円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,265円 | 2,365円 | 1,265円 | 3,465円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,530円 | 4,730円 | 2,530円 | 6,930円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,795円 | 7,095円 | 3,795円 | 10,395円 |
家族4人 | 5,060円 | 5,060円 | 9,460円 | 5,060円 | 13,860円 |
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
ワイモバイルのプランSを家族4人で利用して、ソフトバンク光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 指定オプション | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,603円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*PayPayカードで支払う場合
*セット割の適用には固定電話の光電話等の指定オプション契約が必要になります
この金額は、高速な無制限利用できる環境を自宅で利用して、家族4人のスマホ代まで含めての通信費トータル費用なので、コスパは抜群です。
ドコモユーザーには「ドコモ光」+「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
ドコモユーザーは、スマホプランを新しい小容量プランの「irumo」に乗り換えて、自宅の光回線に「ドコモ光」を導入して「セット割」の適用をするのが、コスパの良い最適な利用方法です。
ドコモ光は複数のプロバイダから選択ができますが、おすすめなのは安価に高品質利用が可能なタイプAのOCNです。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割
(出典:ドコモ公式)
ドコモのメインプランと同じ回線品質(0.5GBプランを除く)のirumoは、「セット割」を適用させることで3GBのプランが1,067円で利用ができるため、格安SIMなどと比べても遜色のないコスパになります。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
家族2人 | 1,100円 | 2,134円 | 3,454円 | 4,554円 |
家族3人 | 1,650円 | 3,201円 | 5,181円 | 6,831円 |
家族4人 | 2,200円 | 4,268円 | 6,908円 | 9,108円 |
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
irumoの3GBプランを家族4人で利用して、ドコモ光(タイプA)と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
この金額は、高速な無制限利用できる環境を自宅で利用して、家族4人のスマホ代まで含めての通信費トータル費用なので、コスパは抜群です。