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光コラボへの転用とは?事業者変更との違いも解説

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日本の光回線サービスを牽引したのは、NTT東西が敷設管理している光回線「フレッツ光」で、現在の光回線の利用者シェアでも圧倒的な占有率になっています。

 

フレッツ光の歴史は2001年ごろからスタートしたBフレッツで、2003年には現在でも主流になっているフレッツ光のサービスが開始されて、使いやすい月額料金と高速無制限の安定した通信品質は、わずか1年で加入数1,000万件を突破しています。

 

それ以降も光回線の利用者は増え続けるのに伴い、費用の値下げが行われて、更に利用者が増える好循環になりました。

 

フレッツ光を古くからご利用のユーザーは、デジタルの世界は日進月歩だから、新しい光回線ならもっと速い快適な通信環境を利用できるのではないか?という思いが持ち上がり、検索している方もいらっしゃると思います。

 

しかし、フレッツ光の光回線自体は現在も変わらず、1Gbpsの回線速度は今も主流であり、少なくとも今のコンテンツ利用で不足は発生しません。

ただ、当時の契約が1Gbpsを下回る契約になっているケースがあり、多くの場合は特別な工事を行わなくても、契約改定で1Gbpsの回線速度にすることができます。

 

また、毎月支払っている光回線の月額料金について、乗り換えによって安くする方法を調べている方も多いと思います。

2015年以前からフレッツ光をご利用なら、簡単に安くする方法があります。

 

そんな時にキーワードとして頻繁に出てくる「転用」「事業者変更」は、NTT東西の光回線フレッツ光のユーザーだけに許されている、光回線サービスの簡単な乗り換え手続きです。

この2つについての違いまで含めてご説明した上で、フレッツ光を安く利用するための方法を初心者にも分かりやすく解説していきます。

 

光回線でインターネットを利用する基本とフレッツ光の利用方法

「転用」「事業者変更」について理解するためには、光回線でインターネットを利用する方法と、フレッツ光の利用方法形態を理解するのが早道です。

 

インターネットを利用するにはプロバイダが必要

 

(出典:NTT東日本

 

インターネットを利用するためには、回線の他にプロバイダが必要不可欠です。

光回線「フレッツ光」は回線なので、別に接続業者プロバイダが必要になります。

 

フレッツ光以外でもプロバイダは必要?

接続業者プロバイダは、インターネットを利用するために回線を問わずに必要です。

 

たとえば、ドコモのスマホプランを契約しているスマホでインターネットを利用する場合、回線には無線のドコモ回線を使っていて、プロバイダもドコモが担っています。

 

ユーザーがスマホ契約でプロバイダを意識しないのは、プラン契約の中に回線だけでなくプロバイダ契約もワンセットになっているからです。

 

光回線のフレッツ光を運営するNTT東西では、プロバイダ業務は行われておらず、回線とプロバイダをワンセットにしたサービスは、NTTからは提供されていません。

 

スマホ契約や他の光回線サービスでは、回線とプロバイダがワンセットになって提供されているか、数少ないプロバイダの選択肢が提示されています。

それに対してフレッツ光では、数多いプロバイダを利用することができるという違いがあります。

 

プロバイダが行っていること

インターネットを利用するために、回線だけではなくプロバイダが必要になるのはなぜか?

それにはプロバイダが行っている役割について、簡単にご説明しましょう。

 

回線はデータを運ぶことはできますが、世界中に膨大に存在しているデータが保管されたサーバーに対して、直接接続することができません。

 

そのため、プロバイダが自社のノウハウで網の目のように張り巡らされている、インターネットの回線網を適切なルートでユーザーのニーズに沿って接続を行うことで、インターネットは利用できるようになっています。

 

接続ノウハウ等はプロバイダごとに異なっていて能力差があり、同じ回線でもプロバイダが異なれば通信速度も異なってきます。

提供されているサービスも異なり、月額料金も個別に設定されています。

 

見方を変えれば、フレッツ光でインターネットを利用するのは、自分の予算や最適なサービス内容の提供をしているプロバイダを、膨大な選択肢の中から選ぶことができる自由度があると言えます。

 

フレッツ光でインターネットを利用する基本の契約形態

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

インターネットを利用したいユーザーは、光回線のフレッツ光をNTT東西と契約するだけでは利用することが叶わず、別途に接続業者プロバイダとの契約を行う必要があります。

 

この利用形態は、フレッツ光のサービスがスタートした当初からのものであり、事実上インターネットを利用したいユーザーには、この利用形態になっています。

 

費用の支払いもNTTとプロバイダの2カ所になり、トラブルや疑問が生じた場合の対応窓口も2カ所になり、問題の切り分けなどのスキルや知識がある程度必要になることも否めません。

 

これはフレッツ光を利用するユーザーのデメリットであり、プロバイダが自由に選べるメリットはそのままに、もっとシンプルで使いやすい利用形態を望む声が、利用者増加と共に大きくなってきました。

 

そんな声に応えるフレッツ光の新たな利用形態が、次項でご紹介する「光コラボ」です。

現在の個人契約でのフレッツ光の利用形態は、この「光コラボ」が圧倒的な主流になっています。

 

法人利用は現在でもフレッツ光+プロバイダ契約が主流

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ここまでご説明してきた、フレッツ光を回線契約して別途プロバイダ契約を行うことに、メリットよりもデメリットが大きいと言えるのは個人契約の場合で、ビジネスや店舗などの法人契約でフレッツ光を利用する場合は、現在も依然として主流になっています。

 

光コラボの詳細は後述しますが、NTTの光回線であるフレッツ光を使っていても、NTTとは直接契約を結びません。

法人契約の場合には、NTT東西と直接契約するメリットが大きいため、光コラボ登場後も従来の2カ所契約が主流になる理由です。

 

NTT東西は光回線だけでなく、電話などのビジネスに必要な膨大なノウハウを持っていて、システムまで含めたトータルのビジネスサポート体制がひかれていて、NTT東西と直接付き合うことで、自社のビジネスに光回線を効率的に組み込んで活かすことができるメリットがあります。

 

NTT東西が、ビジネス利用において便利なオプションを提供していることもあります。

 

現在のフレッツ光の利用形態の主流「光コラボ」

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

光コラボは2015年にスタートした、現在もフレッツ光の個人契約では主流になっている利用形態です。

 

光コラボは回線とプロバイダがワンセット

光コラボは、光回線のフレッツ光と接続業者プロバイダが、ワンセットになった利用形態です。

 

スマホプラン契約や他の光回線では、一般的に回線と契約することでプロバイダが付帯しますが、同じワンセットではあっても、光コラボでは回線(フレッツ光)を運営管理しているNTT東西と、ユーザーは直接契約をしない大きな違いがあります。

 

光コラボでは、NTT東西が回線の卸提供をプロバイダに行い、プロバイダが自社業務と回線をワンセットにしてサービスを提供しています。

そのため、利用者はフレッツ光を使う光回線サービスを利用するのに、直接NTT東西とは契約を行いません。

 

光コラボは数百のサービス事業者がある

光コラボになっても、フレッツ光の数百を超える接続業者プロバイダが自由に選択できるメリットは活かされていて、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社から光コラボが提供されています。

 

一般的に知名度の高い、ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかり・ビッグローブ光なども、光コラボの一つです。

 

フレッツ光が利用できるエリア・フレッツ光導入済みのマンション集合住宅など、全国で幅広く利用ができるメリットも変わらず、フレッツ光が使える場所で光コラボを利用することができます。

 

2015年以前からのフレッツ光利用者は「光コラボ」への乗り換えがお得

現在のインターネット環境が、フレッツ光+プロバイダ契約の利用形態になっているユーザーは、光コラボへ乗り換えるのがお得です。

 

光コラボが2015年からスタートしていますので、それ以前からフレッツ光をご利用になっている方は、例外なく光回線をNTT東西と契約していて、別途プロバイダ料金を支払っています。

 

光コラボへの乗り換えでどれくらい安くなるのか?

現在フレッツ光をNTT東西と契約している方は、利用する場所や契約内容などによって支払金額が異なるため一概には言えませんが、光コラボに乗り換えることで安くなります。

 

代表的な光コラボをピックアップして、NTT東西とフレッツ光を契約している場合と、光コラボにした場合の月額料金を比較してみましょう。

 

@TCOMヒカリ ビッグローブ光 @nifty光 ソフトバンク光
光コラボ マンション 月額 4,180円 4,378円 4,378円 4,180円
戸建て 月額 5,610円 5,478円 5,720円 5,720円
フレッツ光+プロバイダ マンションプロバイダ料金 1,320円 990円 1,045円 1,045円
東日本マンション月額計 5,445円 5,115円 5,170円 5,170円
西日本マンション月額計 4,895円 4,565円 4,620円 4,620円
戸建てプロバイダ料金 1,320円 1,100円 1,320円 1,320円
東日本戸建て月額計 7,590円 7,370円 7,590円 7,590円
西日本戸建て月額計 6,050円 5,830円 6,050円 6,050円

 

どちらも光回線はフレッツ光を利用して、接続業者プロバイダも同じですから、通信環境は全く同じですが、光コラボの方が安くなります。

 

個人契約でフレッツ光を利用する場合、この2つは通信環境が全く同じなのに毎月高い支払金額になるので、光コラボへの乗り換えをおすすめします。

 

「でも、光回線サービスの乗り換えは、イロイロと面倒くさいのが・・・」と躊躇されている方に知っていただきたいのが、今回のメインテーマである「転用」です。

「転用」は簡単な手続きだけで、フレッツ光をNTT東西と契約しているユーザーが、光コラボに乗り換えられる制度です。

 

フレッツ光から「転用」の手続きで光コラボに乗り換えが可能

 

(出典:NTT東日本公式

 

光回線サービスを乗り換える場合、原則として利用している光回線の撤去を行い、新たな光回線の導入工事を行う必要があります。

 

また、廃線工事と新規工事のタイミングが揃わなければ、インターネットを利用できない期間が生じかねません。

 

しかし、光回線をNTT東西とフレッツ光を契約していて、別途に接続業者プロバイダと契約をしているユーザーは、「転用」の簡単な手続きを行うだけで光コラボに乗り換えることができて、光回線の工事やインターネットが利用できない期間も生じません。

 

具体的に「転用」の手順を見てみましょう。

 

転用の手順

「転用」の手順としては、契約しているNTT東西から「転用承諾番号」を入手して、新たに契約する光コラボに入手した転用承諾番号を伝えて、新規契約でなく「転用」で申し込みを行います。

 

転用で申し込みを行ってから概ね1週間から2週間程度で、新しい光コラボでインターネットが利用できるようになります。

 

NTTマークの入った、光回線が接続されているONU(光回線終端装置)は、光コラボでも引き続き利用します。

 

注意点としては、転用承諾番号は15日間の有効期限があり、有効期限内に手続きが完了しない場合は無効になるため、早めに光コラボへの手続きを進めてください。

 

転用承諾番号の入手時に準備しておくこと

転用承諾番号を入手時に、以下を準備しておくとスムーズです。

 

  • a.お客さまID、ひかり電話番号か契約時の連絡先電話番号
  • b.契約者氏名
  • c.フレッツ光を利用している場所の住所
  • d.フレッツ光の利用料金支払い方法

 

NTT東日本の場合は、a.b.cについてこちらから確認出来ます。dは請求書かクレジットカード明細等で確認する必要があります。

NTT西日本の場合は、a.b.cについてこちらから確認出来ます。dの確認方法はこちら

 

NTTの受付窓口

NTT東日本

ネットで転用手続き窓口はこちら

受付時間は8時30分から22時で土日祝日も受け付けています。

 

電話は0120-140-202

受付時間は9時から17時で土日祝日も受け付けています。

 

NTT西日本

ネットで転用手続き窓口はこちら

受付時間は7時から25時で土日祝日も受け付けています。

 

電話は0120-553-104

受付時間は9時から17時で土日祝日も受け付けています。

 

利用していたプロバイダに連絡

転用を行った場合は、新たに契約した光コラボからNTT東西に連絡が入って手続きが行われるため、NTT東西にフレッツ光の解約を申し出る必要はありません。

 

別途契約していた接続業者プロバイダには、解約の申し出を行ってください。

そのままだと、光コラボの利用が開始されてからも、毎月のプロバイダ料金の請求が止まりません。

 

同じプロバイダで光コラボに乗り換える場合でも、プロバイダによって対応が異なるため、転用で光コラボに乗り換えた旨を伝えてください。

 

転用で乗り換え申し込みがお得な窓口は?

光コラボの転用申し込みを行える窓口としては、公式HPでも申し込みができますし、携帯電話ショップや家電量販店でも申し込みができます。

 

お得に転用を行うなら、オンライン代理店を利用することがおすすめです。

 

どこで申し込みを行っても、利用する光コラボの月額料金やクオリティ、契約後のサポート体制まで含めて同じですが、申し込み窓口によって契約時のお得が異なってきます。

 

経費をかけないで運営されているオンライン代理店は、独自のキャッシュバックキャンペーンなどを展開していて、公式でキャンペーンが行われている場合でも、オンライン代理店で申し込みをすれば、特典の両取りも可能になりお得です。

 

基本的に転用を行うユーザーは初めてのご経験だと思いますが、オンライン代理店なら複数の光コラボを取り扱っているため、個々のニーズにあった提案を受けることもできます。

 

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転用で乗り換え先の「光コラボ」の選び方は?

転用での乗り換え先の光コラボには、フレッツ光の契約と組み合わせて利用していた、接続業者プロバイダが提供している光コラボへの乗り換えも可能です。

 

しかし、同じプロバイダの光コラボへの乗り換えは、公式でもオンライン代理店でも特典キャンペーンの対象外になるケースが大半です。

 

転用は光回線サービスの料金を下げるだけでなく、長期的に継続して支払う料金である、通信費トータル費用を下げる絶好の機会だとも言えます。

 

通信費トータル費用とは、「光回線サービスの料金」と家族分を含む「スマホ代」のことを指します。

 

光コラボという光回線サービスの選び方で、なぜ?スマホ代が関わってくるのか?ご説明しましょう。

 

「セット割」の積極利用が支払費用を下げる

前述のように光コラボに転用で乗り換えを行うだけで、光回線サービスの利用料金は下げることができます。

 

しかし、それに加えて光コラボを利用するなら、特定の光コラボとスマホプランを組み合わせることで、毎月のスマホ代が家族の分まで含めて割引される「セット割」が適用できます。

 

スマートフォンの契約プランは、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)でしているユーザーが多く、無制限プランを利用しているケースが多くなっています。

 

ドコモの無制限プラン利用ユーザー

ドコモの無制限プラン利用ユーザーは、光コラボの「ドコモ光」を利用することで、毎月スマホ1台につき1,100円の割引が、現在受けている割引に加えて適用されます。

 

auの無制限プラン利用ユーザー

auではauスマートバリューというセット割を展開していて、適用対象の光コラボが複数存在していて、組み合わせて利用することで毎月スマホ1台につき1,100円の割引が、現在受けている割引に加えて適用されます。

 

ソフトバンクの無制限プラン利用ユーザー

ソフトバンクの無制限プラン利用ユーザーは、光コラボの「ソフトバンク光」を利用することで、毎月スマホ1台につき1,100円の割引が、現在受けている割引に加えて適用されます。

 

スマホ小容量プランは「格安SIM」「サブブランド」が安い

現在フレッツ光をご利用中で、3大キャリアの無制限プランを契約している方は、1ヶ月のスマホプランでのギガ消費量が3GB未満になっていることが多く、その場合は月にスマホ1台につき1,650円の割引が適用されています。

 

この割引に加えて、家族で利用しているなら毎月スマホ1台につき1,100円(ソフトバンクは1,210円)の家族割が適用されているため、先にご紹介した光コラボのセット割を適用させることにより、更に割引額が拡大します。

 

しかし、割引額は大きくても冷静に考えれば、1ヶ月に3GB未満のデータ利用で3千円台半ば程度の料金は、決してコスパが良いとは言えません。

 

3GB程度の小容量プランの支払金額を安くするのには、格安SIMなら月額1,000円前後で利用することができますし、ワイモバイルやUQモバイルのサブブランドでは、月額2,365円で4GBのプランが使えます。

 

安価に設定されているこれらのスマホプランを、更に割り引くのは難しいですが、数多い選択肢がある光コラボはサービスを競い合う中で、格安SIM・サブブランドに組み合わせて利用することで「セット割」が適用されるものがあります。

 

転用で光コラボに乗り換える機会に、スマホプランも安価な格安SIM・サブブランドに乗り換えて、乗り換え先の光コラボはそれらにセット割が適用されるものを選ぶことで、通信費トータル費用は大きく下げることが可能になります。

 

スマホプランのギガ消費が3GB未満になる理由

 

(出典:MM総研

 

このデータは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。

 

スマホユーザーが1ヶ月にどれだけ契約しているスマホプランのギガを消費しているのか?についての分布図になっています。

 

3GB未満の利用者が多いことが解ります。

 

フレッツ光を利用していたユーザーなら、自宅でのスマホ利用はWi-Fiを使っているので、契約しているスマホプランのギガを消費するのは、外出時にWi-Fiが利用できない場所だけになります。

 

動画視聴を除き、普段よく使うSNSのチェックやLINE利用、ニュースや天気をwebでチェックする程度では、多くのギガ消費はしていません。

 

格安SIM・サブブランドはメインプランと何が違う?

格安SIMとサブブランドについて、通信キャリアのメインプランとの違いも含めて簡単にご説明しましょう。

 

格安SIMとは?

通信キャリアから回線の一部を借り受けて運営される格安SIMは、大きな設備投資をしなくて済むので、安価な料金プランの設定ができます。

 

通信キャリアと比べて、同じ電波やアンテナ基地局を利用するため繋がりやすさは変わりませんが、借り受けるのは回線の一部になるため、混雑時には通信速度が低下することがあります。

 

通常利用に関しては、大きな問題なく利用することができます。

 

サブブランドとは?

サブブランドは格安SIMとは異なり、通信キャリア自身が運営していて、安価な料金プランが設定されています。

 

そのため、通信キャリアのメインプランと比較して、全く同じ電波・回線であるため、基本的に同じ通信品質を利用することができます。

 

メインプランと異なるのは、分割払で購入できるスマホの機種くらいです。

 

格安SIM・サブブランドに関しての詳細は、以下も併せて是非ご覧ください。

 

ドコモ・au・ソフトバンクの料金を安くするには?
2023年9月22日~9月27日の期間に、スマートフォンを利用している18歳~69歳の男女36,331人を対象にMMD研究所が行った調査の2023年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」では、日本のスマホユーザーの利用するスマホプラ

 

 

光コラボから別の光コラボへの乗り換えも「事業者変更」で簡単にできる

 

(出典:NTT東日本公式

 

ここまで述べてきた、安価なスマホプランに乗り換えてセット割を適用させることにより、通信費トータル費用を節約する方法は、既に光コラボを利用しているユーザーにも有効な手段です。

 

前述のように光回線サービスを乗り換えるには、工事を伴う手間が必要不可欠ですが、光コラボから別の光コラボに乗り換えても、利用する光回線は「フレッツ光」で変わらないので、例外的に「事業者変更」という簡単な手続きだけで、光コラボから別の光コラボに乗り換えることができます。

 

事業者変更での乗り換えは、転用と同様に手続きだけで完了して、新たな回線工事は必要無く、インターネットが利用できない期間も生じません。

 

事業者変更の手順

「事業者変更」の手順としては、契約している光コラボから「事業者変更承諾番号」を入手して、新たに契約する光コラボに入手した事業者変更承諾番号を伝えて、新規契約でなく「事業者変更」で申し込みを行います。

 

事業者変更で申し込みを行ってから概ね1週間から2週間程度で、新しい光コラボでインターネットが利用できるようになります。

 

NTTマークの入った、光回線が接続されているONU(光回線終端装置)は、乗り換えた光コラボでも引き続き利用します。

 

注意点としては、事業者変更承諾番号は15日間の有効期限があり、有効期限内に手続きが完了しない場合は無効になるため、早めに光コラボへの手続きを進めてください。

 

事業者変更でもオンライン代理店で申し込めば、キャッシュバック等の特典が利用できてお得です。

 

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転用と事業者変更の違い

ここで、「転用」と「事業者変更」の違いについて、あらためて整理しましょう。

 

どちらも新たな回線工事不要・インターネットが利用できない期間が生じない、光コラボへの乗り換えですが、現在のフレッツ光の利用形態で手続きが異なるということです。

 

転用

フレッツ光をNTT東西と契約して利用しているユーザーが、簡単な手続き「転用」で光コラボに乗り換えることができます。

 

フレッツ光+プロバイダ契約  →→(転用で乗り換え)→→  光コラボ

 

転用の手続き

NTT東西から転用承諾番号を入手して、光コラボ契約時に転用承諾番号を伝えます。

 

事業者変更

光コラボを利用中のユーザーが、簡単な手続き「事業者変更」で別の光コラボに乗り換えることができます。

 

光コラボ  →→(事業者変更で乗り換え)→→  別の光コラボ

 

事業者変更の手続き

利用中の光コラボから事業者変更承諾番号を入手して、乗り換え先の光コラボ契約時に事業者変更承諾番号を伝えます。

 

 

 

現在ご利用になっている通信キャリア別に、通信費トータル費用を安くする、光コラボとスマホプランの組み合わせを具体的にご紹介します。

 

 

auユーザーには「ビッグローブ光」+「UQモバイル」

 

(出典:ビッグローブ光申込サイト)

 

auのサブブランドである「UQモバイル」のセット割対象になる光回線サービスには、複数の選択肢があります。

その中で、同じKDDIグループの企業が運営する、「光コラボ」の「ビッグローブ光」がおすすめです。

 

光コラボはNTT東西の光回線「フレッツ光」を使って、光回線を使ってインターネット利用に不可欠な接続業者プロバイダが提供している光回線サービスです。

 

フレッツ光は47都道府県全県で利用ができる唯一の光回線で、都市部だけでなく郡部まで広がっている人口カバー率も最も高く、日本で最も利用がしやすい光回線です。

 

マンションで光回線を利用するためには、原則として建物の共有スペース内まで導入工事が完了している必要がありますが、日本で最も導入済みになっているのはフレッツ光です。

 

フレッツ光の提供エリアや、フレッツ光対応マンションでは、「光コラボ」を利用することができますので、ビッグローブ光は日本全国で幅広く利用が可能になっています。

 

プロバイダとしてのビッグローブは日本を代表する老舗で、多くのノウハウと技術力に定評があります。

 

ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

 

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工事費無料キャンペーン

ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。

 

最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

 

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引っ越し移転時の工事費用が無料

転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。

 

ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。

 

UQモバイルのセット割

 

(出典:UQ mobile公式サイト

 

auのサブブランドのUQモバイルなら、高品質な通信キャリアauの通信回線を安価に利用することができて、ビッグローブ光と併用することで「セット割」が適用されます。

 

auのメインプランにある、家族割とセット割の併用はできませんが、元々の価格が安いのでコスパは良くなります。

 

具体的にセット割を適用した、UQモバイルのプランを見てみましょう。

 

プラン名 ミニミニプラン トクトクプラン コミコミプラン+
容量 4GB 1GB未満 15GB 30GB
基本月額料金 2,365円 2,277円 3,465円 3,278円
セット割 1,100円 1,100円 1,100円 0円
単身利用 1,265円 1,177円 2,365円 3,278円
家族2人 2,530円 2,354円 4,730円 6,556円
家族3人 3,795円 3,531円 7,095円 9,834円
家族4人 5,060円 4,708円 9,460円 13,112円

 

自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランはUQモバイルにはありませんが、それよりも毎月1GBの余裕がある4GBのミニミニプランが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用ができます。

 

家族4人で利用した場合の通信費トータル費用

UQモバイルのミニミニプランを家族4人で利用して、ビッグローブ光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。

 

ビッグローブ光 UQモバイル 家族 合計
マンション 4,378円 1,265円 4人 9,251円
戸建て 5,478円 1,265円 4人 10,351円

*auPAYカードで支払う場合

 

家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で9,251円・戸建て利用で10,351円になります。

 

自宅では高速無制限、外出先では通信キャリアの回線品質が、コスパ良く安価に利用することができます。

 

ソフトバンクユーザーには「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」

 

(出典:ソフトバンク光申込サイト)

 

ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」では、「ソフトバンク光」を併用することで、「セット割」が適用されます。

 

ソフトバンク光も、ビッグローブ光と同様にNTT東西の光回線「フレッツ光」を利用する「光コラボ」です。

そのため日本全国の広い範囲、多くの建物でソフトバンク光を利用することが可能です。

 

ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

 

ソフトバンク光 キャッシュバック条件 | 高額現金還元
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工事費無料キャンペーン

ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。

 

最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

 

ワイモバイルのセット割

 

(出典:ワイモバイル公式)

 

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルなら、高品質な通信キャリアソフトバンクの通信回線を安価に利用することができて、ソフトバンク光と併用することで「セット割」が適用されます。

 

ソフトバンクのメインプランにある、家族割とセット割の併用はできませんが、元々の価格が安いのでコスパは良くなります。

 

具体的にセット割を適用した、ワイモバイルのプランを見てみましょう。

 

プラン名 S M L
容量 4GB 1GB未満 20GB 1GB未満 30GB
基本月額料金 2,365円 2,915円 4,015円 2,915円 5,115円
セット割 1,100円 1,650円 1,650円 1,650円 1,650円
単身利用 1,265円 1,265円 2,365円 1,265円 3,465円
家族2人 2,530円 2,530円 4,730円 2,530円 6,930円
家族3人 3,795円 3,795円 7,095円 3,795円 10,395円
家族4人 5,060円 5,060円 9,460円 5,060円 13,860円

 

自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランはワイモバイルにはありませんが、それよりも毎月1GBの余裕がある4GBのプランSが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用ができます。

 

家族4人で利用した場合の通信費トータル費用

ワイモバイルのプランSを家族4人で利用して、ソフトバンク光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。

 

ソフトバンク光 ワイモバスマホ 4GB 家族 合計
マンション 4,180円 1,265円 4人 9,053円
戸建て 5,720円 1,265円 4人 10,593円

*PayPayカードで支払う場合

 

家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で9,053円・戸建て利用で10,593円になります。

 

自宅では高速無制限、外出先では通信キャリアの回線品質が、コスパ良く安価に利用することができます。

 

ドコモユーザーには「ドコモ光」+「irumo」

 

(出典:ドコモ光公式

 

ドコモユーザーには、新プランの「irumo」へ乗り換えが最適です。

 

ドコモ光と安価な小容量プランirumoを併用することで、毎月のスマホ代に「セット割」が適用されます。

 

ドコモ光も前述のビッグローブ光・ソフトバンク光と同様の「光コラボ」のため、全国のフレッツ光が利用できる場所や建物などで、幅広くドコモ光を利用することができます。

 

ドコモ光の形態は前者の2つとは少々異なり、複数のプロバイダが選択できて、月額料金で分かれる、タイプAとタイプBの中から選ぶことができます。

 

ドコモ光のおすすめプロバイダは、ドコモ自身が提供している「OCN」です。

OCNブランドはNTTグループのインターネット事業を、別会社として長年支えてきた高い技術力を有し、ドコモ光のタイプB選択肢の中にありましたが、企業合併によりOCNはドコモに吸収されたことで、安価に利用ができるタイプAに変更になりました。

 

ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

 

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工事費無料キャンペーン

ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

 

irumoのセット割

 

(出典:ドコモ公式

 

irumoは新しいドコモの小容量プランです。

 

従来のドコモの小容量プランは、使った分によって支払い額が変わる従量制プランでしたが、irumoは容量でプラン選びができるタイプに変更されています。

 

安価に利用ができるirumoですが、れっきとしたドコモのプランの一つであり、ドコモの無制限プランと同じ通信品質が利用できます。(0.5GBプランを除く)

 

ドコモ光と併用することで、毎月のスマホ代が割り引かれる「セット割」が適用されます。

 

irumoには家族割は無く、セット割しか利用することはできませんが、元々の価格が安いのでコスパは良くなります。

 

具体的にセット割を適用した、irumoのプランを見てみましょう。

 

irumo
容量 0.5GB 3GB 6GB 9GB
基本月額料金 550円 2,167円 2,827円 3,377円
セット割 0円 1,100円 1,100円 1,100円
単身利用 550円 1,067円 1,727円 2,277円
家族2人 1,100円 2,134円 3,454円 4,554円
家族3人 1,650円 3,201円 5,181円 6,831円
家族4人 2,200円 4,268円 6,908円 9,108円

 

自宅に光回線がある場合に最適な3GBのプランは、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,067円で利用ができます。

 

家族4人で利用した場合の通信費トータル費用

irumoの3GBプランを家族4人で利用して、ドコモ光(タイプA)と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。

 

ドコモ光

タイプA

irumo3GB 家族 合計
マンション 4,400円 1,067円 4人 8,668円
戸建て 5,720円 1,067円 4人 9,988円

 

家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で8,668円・戸建て利用で9,988円になります。

 

自宅では高速無制限、外出先では通信キャリアの回線品質が、コスパ良く安価に利用することができます。

 

 

 

 

 

 

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