現在幅広く利用されている光回線の通信速度は1G(ギガ)bpsですが、昨今では従来の10倍の通信速度である10G(ギガ)bpsを誇る通信サービスが登場していて、気になっている方も多いですよね。
通信速度は自動車の最高速度と同じで、速い方が良いのは確かです。
しかし、日本の高速道路の最高速は120km/hで、100km/h程度の速度が出ないのは困ることもありますが、300km/hの速度が出る自動車は購入価格や維持費が高く、コスパは著しく悪くなり誰にでも維持ができるものではありません。
果たして従来の10倍の通信速度を誇る、10G(ギガ)bpsの光回線は本当に必要なのか?
その必要性や、メリット・デメリットについても含めて解説していきます。
通信速度とは?
通信速度とは、1秒間にどれだけのデータ量を転送出来るのか?ということであり、その単位は「Bit per second」を短略化した「bps」になっています。
数値が大きくなるほど、通信速度は高速になります。
この単位は比較的古くから利用されていますので、最近の劇的に高速になった数値をそのまま使うと、非常に見にくい表記になってしまいます。
そのため1,000単位でまとめられていて、1,000bpsは1kbps・1,000kbpsは1Mbps・1,000Mbpsは1Gbpsの様に表記されます。
「従来の10倍の速さ!10ギガの光回線サービス!」というのは、10Gbpsのサービスであり、従来の主流の光回線の通信速度1Gbpsと比較して10倍になっているという意味です。
インターネットを利用する場合、動画視聴やweb閲覧などで使う「下り ダウンロード速度」と、データをサーバーに送ったりzoomなどのweb会議で自分の画面を送ったりする場合に使う「上り アップロード速度」があり、他の通信速度の指標として反応速度レスポンスを表す「Ping値」があります。
10ギガのサービスは従来の1ギガのサービスの10倍速いのか?
(出典:フレッツ光お申し込みサイト)
10Gbpsのサービスと1Gbpsのサービスを単純比較すれば、10倍の開きがあります。
しかし、このいずれの数値も実態の通信速度とは大きな乖離のある「公称値」です。
公称値とは、サービスを提供している事業者が発表している、理論上の数値でしかありません。
実際に利用する場合には、計算外のロスが数多く発生して、ユーザーが使っている機材や機器の性能差もあるため、一概には比較することができません。
通信速度の実態と傾向を掴むのには、ユーザーが利用回線の通信速度を計測している「みんなのネット回線速度」が参考になります。
解りやすい参考例として、フレッツ光クロス(公称値10Gbps)とフレッツ光ネクスト(公称値1Gbps)の、直近3ヶ月の平均通信速度を比較してみましょう。
フレッツ光クロス(公称値10Gbps)の通信速度レポート
公称値10Gbpsのフレッツ光クロスの直近3ヵ月の平均値は
平均Ping値: 11.83ms
平均ダウンロード速度: 1110.67Mbps
平均アップロード速度: 1509.04Mbps
フレッツ光ネクスト(公称値1Gbps)の通信速度レポート
公称値1Gbpsのフレッツ光ネクストの直近3ヵ月の平均値
平均Ping値: 19.69ms
平均ダウンロード速度: 252.37Mbps
平均アップロード速度: 249.19Mbps
10ギガ光回線と1ギガ光回線の実際の速度差
ダウンロード速度では4.4倍ほど10ギガ光回線サービスの方が速く、アップロード速度では6倍10ギガ光回線サービスの方が速くなっています。
キャッチーに標榜している10倍までの差はついていませんが、いずれも10ギガ光回線サービスの方が大幅に速いのは確かです。
サクサク使うのに必要な通信速度は?
では、この数倍になる10ギガ光回線サービスの通信速度が本当に必要なのか?実際のインターネット利用でサクサク使える、目安の通信速度を確認しておきましょう。
インターネットで何をするかによって、必要な通信速度は変わってきます。
メール 128kbps~1Mbps
送受信するメールの内容にもよりますが、文字だけのメールなら128kbps程度の通信速度でも問題ありません。
html形式のメールで写真などを数多く含んでいる場合や、添付資料がある場合でも概ね2Mから3M程度の通信速度があれば、ストレス無く利用することができます。
当然ですが、250Mbpsを超える実態速度のある1Gbpsの光回線では全く問題ありません。
ウェブサイトの閲覧 1Mbps~10Mbps
以前に比べて縦長スタイルのwebページが増加していて、一度に取り扱うデータ量が増えています。
また、複雑なスクリプトを含むなど行えることも増えた分だけ、通信速度も必要になっています。
しかし、10Mbps程度の通信速度が使える回線でなら、ストレスの無いサクサク利用が可能になっています。
下り250Mbpsを超える実態速度の公称値1Gbpsの光回線で、問題が起きるとは思えません。
動画視聴 10Mbps~100Mbps
動画視聴では利用する動画のクオリティによって、必要な通信速度が大幅に変わってきます。
スマートフォンで視聴する程度の解像度なら、10Mbpsから20Mbps程度の通信速度で快適に利用することができます。
4Kなどの高密度の動画視聴では、50Mbpsから100Mbps程度の通信速度が出ていれば、ストレスの無い視聴が可能です。
下りが250Mbpsの実態速度がある1Gbpsの光回線サービスで、快適な動画ライフを楽しむことができます。
zoomなどのビデオ会議 50Mbps以上
zoomなどのweb会議で重視されるのは、下りだけでなく上りの通信速度も重要です。
自分の画像や音声をリアルタイムで参加者に不都合無く届けるには、50Mbps程度の上り速度が必要になります。
上りで250Mbps程度の通信速度が使える、公称値1Gbpsの光回線サービスでweb会議の不都合は基本的に出ません。
10ギガの光回線サービスを導入するメリットは?
1Gbpsの光回線サービスの実態通信速度で、現在のインターネット利用には不都合は無いと言えます。
そのため、現在1Gbpsの光回線サービスを利用しているユーザーが、慌てて10Gbpsのサービスに乗り換える必要はありません。
10ギガの光回線サービスを導入する、メリットのあるユーザーを考えてみましょう。
大家族の動画ユーザー
核家族化が進んでいて、大家族で光回線を利用しているユーザーはそれほど多くありませんが、5人から10人家族でも通常のインターネット利用で、1ギガの光回線サービスで不都合が発生する確率は高くありません。
大家族で同じ時間帯に高画質な4K動画などを、それぞれ別の部屋で複数の家族が鑑賞する場合などでは、1ギガの光回線サービスでは快適利用ができないことが考えられ、10ギガの光回線サービスの導入で解消される可能性があります。
在宅勤務で大きなデータを扱うユーザー
通常の在宅勤務でのデータ利用やweb会議でも、1ギガの光回線サービスで不都合が出ることは基本的にありませんが、巨大なデータを数多く取り扱うような仕事内容の場合は、10ギガの光回線サービスで業務効率が大きく向上する可能性があります。
同じデータを会社のサーバーなどにアップロードする場合、1ギガの光回線サービスよりも10ギガの光回線を利用すれば、要する時間が計算上では1/6程度で収まることになります。
オンラインゲームユーザー
オンラインゲームの種類にも依りますが、反射系オンラインゲームではPing値が直接勝敗に繋がることがあります。
Ping値は数値が小さいほど反応速度が速く、20ms以下の数値なら概ね問題はありませんが、シビアなゲームでは15ms以下の数値が欲しくなります。
この数値を実現するのには、1ギガの光回線サービスでは難しいことが多く、10ギガの光回線を導入するメリットがあります。
利用中の光回線の通信速度に不満のあるユーザーは10ギガの光回線で改善するか?
現在利用中の光回線に対して、通信速度が遅いことに不満のあるユーザーは、10ギガの光回線サービスに乗り換えるメリットはあるのでしょうか?
これは、実際にどのような利用状況なのかにも依りますが、前述のメリットのあるユーザーに近い状態で利用している中での不満なら、解消する可能性があります。
しかし、通常のインターネット利用で通信速度に不満があるユーザーの場合、10ギガの光回線サービスに乗り換えても、それだけでは改善しない確率が高いと言えます。
その主な理由を考えてみましょう。
マンション集合住宅の配線方式
(出典: NTT東日本公式ページ*一部省略しています)
現状では、マンション集合住宅での10ギガ光回線サービスが利用できるケースは少ないのですが、マンション集合住宅で光回線を利用しているのに通信速度に対してご不満が多い場合、建物内の配線方式がボトルネックになっている可能性が高く、10ギガの光回線サービスに乗り換えても改善する可能性は低いと言えます。
マンション集合住宅で光回線を利用する場合、原則として建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線を、建物内の配線設備を通して各戸に接続します。
この配線方式は、ユーザーの希望だけでは変更することができません。
光回線本来の通信速度が享受できるのは「光配線方式」だけで、「VDSL方式」「LAN配線方式」になっている場合は、理論的に100Mbpsの通信速度が最高値になるため、実際に利用ができる通信速度は数Mbps程度になることもあります。
配線方式が「VDSL方式」「LAN配線方式」の建物では、10ギガのサービスに乗り換えても問題は改善しません。
建物の配線方式に依存しない、ホームルーターに乗り換えた方が通信速度は向上する可能性があります。

利用している機材などの問題
光回線を使っているのに通信速度が得られない原因として、使っている機器や機材の規格が古い場合があります。
利用している機器を見直すことで、10ギガの光回線サービスに乗り換えなくても、大幅に通信速度は改善する見込みがあります。
これらの古い機器を使っているままでは、10ギガの光回線サービスに乗り換えても通信速度は改善しません。
パソコンやスマホタブレットの処理能力が低い
パソコンやスマホタブレットは処理能力が時代と共に大幅に進化していて、処理能力が低い古い端末機器を利用している場合には、十分な通信速度を利用するのに処理が追いつかず、サクサク利用はできません。
まだ使えるからという感覚での利用は、物を大切にする気持ちとしては正しくても、処理能力の低さからイライラするのは精神衛生上悪いだけでなく、古い端末機種ではサポートが終了しているケースも多く、セキュリティ上の問題も抱えている可能性があります。
Wi-Fiルーターの規格が古い
Wi-Fiルーターは耐久性が高く、比較的長期間利用できることが多く、古い規格のままで利用しているユーザーは、光回線本来の通信速度が利用できていません。
Wi-Fiはインターネットに繋がる無線という一括りではなく、時代と共に大幅に進化してきています。
規格名 | 新名称 | 周波数帯 | 最大通信速度 | 電波干渉 | 障害物 |
IEEE 802.11ax | Wi-Fi 6E | 2.4GHz | 9.6Gbps | 弱い | 強い |
5GHz | 9.6Gbps | 強い | 弱い | ||
6GHz | 9.6Gbps | 強い | 弱い | ||
IEEE802.11ax | Wi-Fi 6 | 2.4GHz | 9.6Gbps | 弱い | 強い |
5GHz | 9.6Gbps | 強い | 弱い | ||
IEEE802.11ac | Wi-Fi 5 | 5GHz | 6.9Gbps | 強い | 弱い |
IEEE802.11n | Wi-Fi 4 | 2.4GHz | 600Mbps | 弱い | 強い |
5GHz | 600Mbps | 強い | 弱い | ||
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps | 弱い | 強い | |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps | 弱い | 強い | |
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps | 強い | 弱い |
古いWi-Fiルーターを継続利用している場合、最大速度は大幅に制限されますし、これは計算上の数値のため、実際に利用できる通信速度は数Mbps程度になることもあります。
Wi-Fiルーターを買い直す場合、Wi-Fi5の表記があるタイプで問題ありませんが、将来を見越すならWi-Fi6表記のあるタイプを視野に入れてください。
LANケーブル
パソコンとルーターを接続や、光回線終端装置(ONU)とルーターを接続しているLANケーブルも、見逃しやすい通信速度のボトルネックになっている可能性があります。
Wi-Fiの規格と同様に、LANケーブルの規格も時代と共に大きく変わっています。
カテゴリ名 | 印字されている文字 | もしくはこちらの文字 | 最大通信速度 |
カテゴリ5 | CAT.5 | ANSI/TIA/EIA-568-B.1 | 100Mbps |
カテゴリ5e | CAT.5e | ANSI/TIA/EIA-568-B.2 | 1Gbps |
カテゴリ6 | CAT.6 | ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1 | 1Gbps |
カテゴリ6A | CAT.6A | ANSI/TIA-568-B.2-10 | 10Gbps |
カテゴリ7 | CAT.7 | ISO/IEC 11801 | 10Gbps |
カテゴリ7A | CAT.7A | 10Gbps | |
カテゴリ8 | カテゴリ8 | ANSI/TIA-568.C-2-1 | 40Gbps |
見かけ上は区別が付きにくく、古い規格のLANケーブルが通信速度のボトルネックになっている可能性があります。
CAT.6A以上のLANケーブルに買い換えることで、通信速度は大きく改善する可能性があります。
10ギガの光回線サービスのデメリットは?
10ギガの光回線サービスの、デメリットについても見ていきましょう。
提供エリアが限られる
10ギガの光回線サービスが利用できるエリアは、まだまだ狭いのが現状です。
光回線の中では提供エリアの広いNTT東西でも、利用できるのは一部のエリアに限定されています。
NTT東日本エリア
NTT西日本エリア
マンション集合住宅で利用できるのは希少
マンション集合住宅での10ギガサービスは、極めて少なくなっていて、前述のエリア内にある建物でも、利用できることは極めて少ないと言えます。
機器などの買い換えが必要
10ギガサービス本来の通信速度の恩恵を得るためには、それに対応している機器が必要になり、その範囲も広くなります。
インターネット利用の機器の多くは、1Gbpsの通信速度対応になっていることが多く、10Gbpsの通信速度を利用するためには、Wi-Fiルーターやスマホ・パソコンなどの機器を、10Gbps対応のタイプに買い換える必要があり、新たな支払い負担が発生します。
インターネットを利用する中に、対応していない機器が一つでも混じれば本来の通信速度を利用することができないため、場合によっては機器の全般に渡って買い換える必要があり、負担する金額は小さくありません。
目安としては、10GBASE-TのLAN規格・Wi-FiルーターはWi-Fi6以上・パソコンスマホのCPUも処理能力の高いものなど、普及している機器よりも高額になることは否めません。
月額料金
10ギガの光回線サービスは、主流の1ギガの光回線サービスよりも月額費用が高額になります。
従来の1ギガサービスはマンション利用と戸建て利用で月額料金は異なることが多く、マンションの料金が安く設定されていますが、10ギガサービスはマンション戸建てが同じ料金であり、特にマンション集合住宅の利用では差額が大きく割高になります。
導入工事が必要
既に従来の光回線サービスを利用していても、10ギガのサービスを利用するためには、新たに立ち会いの必要な導入工事を行う必要があります。
光回線 10ギガの月額料金一覧
10ギガの光回線の月額料金(定期契約の月額料金)を一覧にしました。
NURO光 10ギガ 月額5,700円

auひかり 10ギガ 月額6,160円

フレッツ光クロス 月額5,720円~(プロバイダ別)
NTT東日本 6,050円+プロバイダ料金(概ね2,000円前後から1万円超まで様々)
NTT西日本 5,720円+プロバイダ料金(概ね2,000円前後から1万円超まで様々)
NTT東西とフレッツ光クロスを契約して、別途対応しているプロバイダを契約する場合には、概ね8千円以上の月額料金がかかります。
フレッツ光クロスと対応プロバイダがワンセットになった「光コラボ」では、この利用形態よりもコスパ良く利用することができます。
ドコモ光 10ギガ 月額6,380円

ビッグローブ光 10ギガ 月額6,160円

ソフトバンク光 10ギガ 月額6,930円

@nifty光 10ギガ 月額6,380円

GMOとくとくBB光 10ギガ 月額5,940円

「光コラボ」iijmioひかり 10ギガ 6,380円
eo光(関西エリア) 10ギガ 月額5,500円
コミュファ光(中部エリア) 10ギガ 月額6,490円

ピカラ光(四国エリア) 10ギガ 月額6,600円

BBIQ光(九州エリア) 10ギガ 月額6,820円
【結論】慌てて10ギガの光回線サービスを導入する必要は無い
年々インターネットのトラフィックと呼ばれる利用量は増加していて、コンテンツのデータも増加傾向にあり、今後も変わらないことが予想されていて、いつか1ギガの光回線サービスでは対応が難しい時代が来る可能性はあります。
しかし、近未来を含めた現状では、ここまで見てきたように現在主流の1ギガの光回線サービスの利用で、通信速度が不足する事態は極めて少ないと言えます。
現在光回線を利用しているなら、慌てて10ギガの光回線サービスに乗り換える必要はありません。
これから光回線の導入をお考えなら、日本中の幅広いエリアや建物で利用が可能になっている、公称値1ギガのNTT東西の光回線「フレッツ光」が、コスパ良く利用することが可能でサクサク利用にも不都合がありません。
主流の1ギガの光コラボなら通信費トータル費用を節約できる
NTT東西の光回線フレッツ光を使う、現在主流になっている1Gbpsが公称値の光コラボは、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社から提供されています。
数多い光コラボは盛んな競争がある中で月額料金が安く抑えられる傾向にあり、毎月のスマホを安くする「セット割」があるケースも多くあります。
セット割は光回線サービスと特定のスマホプランを組み合わせて併用することで、毎月のスマホ代が家族の分まで割引されるサービスです。
スマホプランはセット割適用の「サブブランド」への乗り換えで安くなる
利用者の多いスマホ3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では、光コラボと組み合わせて利用することによりセット割が適用されますが、元々の月額料金が高くコスパは良くありません。
自宅に光回線が開通していれば、家でのスマホ利用もWi-Fiになるため、最もデータを使う自宅で契約しているスマホプランのギガを消費しません。
多くのスマホユーザーは、月に3GB程度のプランで十分賄うことが可能になります。
小容量プランを安価に利用できるのは、「サブブランド」が3大キャリアのメインプランを利用してセット割を適用するよりも安くなります。
さらに、サブブランドに光回線でセット割が適用される光コラボを組み合わせれば、通信費トータル費用は大幅に削減できる可能性があります。
現在利用しているスマホを継続利用できる、コスパの良いおすすめの光コラボとスマホプランの組み合わせについて、具体的にお示ししましょう。
コスパ抜群の光回線とスマホの組み合わせ3選
通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+スマホ「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
フレッツ光のコラボ「ビッグローブ光」に、スマホプランは高品質なau回線をそのまま使う、auのサブブランド「UQモバイル」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータル費用を抑えられます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光はキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
「UQモバイル」はau回線を利用していますので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。
また、auで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
UQモバイルをビッグローブ光と併用して「セット割」を適用させると、4GB/月のミニミニプランが、月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル 4GB | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引
*セット割の適用には光電話のオプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用の場合は9,801円・戸建て利用の場合は10,901円になり、通信費トータル費用を抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
月額料金をとことん抑えるなら「@TCOMヒカリ」+スマホ「LIBMO」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
@TCOMヒカリも、フレッツ光を使う「光コラボ」です。
格安SIM LIBMO
格安SIMの「LIBMO」と組み合わせる事で、通信費トータルは大きな節約が可能になります。
(出典:LIBMO公式)
格安SIM「LIBMO」と@TCOMヒカリのセット割を適用することで、通信費のトータル費用を安く抑えることができます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
家族4人で@TCOMヒカリとLIBMOを利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
@TCOMヒカリ | LIBMO 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 4人 | 7,220円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 4人 | 8,650円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用7,220円・戸建て利用8,650円になり、通信費トータル費用を安く抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、代理店窓口で申し込むと、キャッシュバックキャンペーンが利用できます。
キャッシュバック特典の詳細は以下をご覧下さい。

月額料金12ヵ月割引
契約から12ヵ月間、月額料金が割引されます。
戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。
工事費無料
@TCOMヒカリの場合、最大22,000円の工事費が掛かりますが、今なら工事費が無料になるキャンペーンを行っています。
NTTグループでまとめるなら「ドコモ光」+スマホ「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
光コラボの「ドコモ光」に、スマホプランは高品質なドコモ回線の新しく登場した小容量プラン「irumo」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータル費用を抑えられます。
ドコモ光は利用するプロバイダの選択ができますが、おすすめは安価な利用が可能なドコモ自ら提供しているタイプAの「OCN」です。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ドコモ光はお得なキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

irumoのセット割
(出典:ドコモ公式)
「irumo」はドコモプランの一つなので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。
また、ドコモで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
「irumo」とドコモ光を併用することで「セット割」が適用されて、3GB/月が月額1,067円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光 | irumo 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用8,668円・戸建て利用9,988円になり、通信費トータル費用を抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
サービスエリア内なら「NURO光」もおすすめ
(出典:NURO公式)
NURO光は提供エリアが限定されていますが、条件が合うなら回線速度とキャッシュバックには魅力があります。
NURO光の月額料金は、3年契約で5200円です。
NURO光の回線の速さや特徴に関しての詳細は、「NURO光のキャッシュバックはお得?他の光回線と料金や特徴を比較」も、是非併せてご覧下さい。

キャッシュバック
NURO光では、現在高額のキャッシュバックキャンペーンが行われています。

NUROモバイルのセット割
(出典:NUROモバイル公式)
NUROモバイルのセット割は、他のセット割とは異なり6ヵ月の限定になっています。
また、既存ユーザーは対象外で、セット割を適用させるには、NURO光の申し込みを済ませて、専用ページからNUROモバイルを申し込む必要があります。
しかし、NUROモバイルの3GBは月額料金が792円と割安に設定されています。
店舗やオフィス等の業務用途なら「サポート」が充実している「フレッツ光」がおすすめ
(出典:フレッツ光申込サイト)
業務用途の利用なら、NTT東西のフレッツ光の契約を行い、プロバイダを別契約する「フレッツ光+プロバイダ契約」がおすすめです。
企業や法人、店舗やオフィスなどのビジネス利用でNTT東西と直接付き合えるのは、大きなメリットがあります。
光回線の個人利用では回線の卸提供をプロバイダに行う光コラボをメインとして、業務用途の利用ではNTT東西と直接契約をする方向でメリハリを付けているため、魅力のあるサービスを数多く用意しています。
そのため、多くの店舗やオフィスなどの法人ユーザーは、「光コラボ」ではなく「フレッツ光+プロバイダ」の契約を選択しています。
キャッシュバック
NTT東西の公式サイトからフレッツ光のお申し込みは、キャッシュバックキャンペーンを行っていません。しかし、オンライン専門代理店サイトで契約すれば、キャッシュバックが受けられます。
店舗やオフィスなどの業務用途の利用は高額なキャッシュバックが対象となっています。


プロバイダのみの契約変更も可能
フレッツ光+プロバイダの契約では、プロバイダのみの契約変更が可能です。
プロバイダの通信速度に不満があるなど、利用開始後に変更したい時にも簡単に契約変更ができます。
契約変更後も光回線のフレッツ光を使う通信環境は変わらず、工事等の必要は無く手続きのみで完了します。
プロバイダのみ契約変更の窓口は、複数のプロバイダを取り扱っている代理店が相談しやすく、独自の特典を出しているのでお得です。

