総務省「家計調査」(総世帯)によれば、移動電話通信料の金額は2010年に年間79,918円だったのが、2019年には103,466円へ増加しています。
菅義偉首相は2006年に発足した、第一次安倍政権で総務大臣を務めていました。移動通信費の高騰を問題として捉えていて、2018年の管官房長官時代の「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」発言に繋がっています。
2020年から2022年にかけて、実際に携帯電話の通信料は大きく変化しています。2019年と比較して現在の通信料は下がっている傾向にはありますが、自分で考えて自分で行動しなければ、大きな変化は望めません。
通信費の平均金額を考察しながら節約出来る方法、一人暮らしでも節約出来る方法はあるのか?解説していきます。
通信費とは?
一般的に言う通信費は、帳簿上の文書通信費勘定の事を表し、電話代・ネット通信費用・テレビ受信料・切手葉書等の総額を表します。
一般家庭でも上記の費用は通信費として考えられますが、話が解りにくくなりますので、今回はインターネットに関わる費用に絞って通信費とします。
インターネット利用者の増加
総務省が2020年に発表した、インターネットの利用者は、国内13歳から69歳までの調査で9割を超えていて、人口全体でも89.8%になります。
(出典:総務省)
インターネットの利用端末は、パソコンを抜いてスマートフォンが1位になっています。
(出典:総務省)
通信費の増加に大きなウェイトを占めるのは、スマートフォンです。
令和二年版の総務省「家計調査」(総世帯)によれば、スマートフォンの通信料は以下の様な推移をしています。
年 | 移動電話通信料 |
2010 | 79,918円 |
2011 | 80,566円 |
2012 | 81,477円 |
2013 | 83,099円 |
2014 | 86,239円 |
2015 | 91,306円 |
2016 | 96,306円 |
2017 | 100,250円 |
2018 | 103,343円 |
2019 | 103,466円 |
(出典)総務省「家計調査」(総世帯)により抜粋作成
一本調子で上がってきた携帯電話の通信料が、2018年から急に鈍化しています。まだデータにはなっていませんが、2020年・2021年と鈍化が進むか、2021年には初の減少が記録されるかもしれません。
この総務省のデータは、世帯が年間に支払う金額です。
2019年の103,466円を12ヵ月で割れば、8,622円強になります。
日本全国の世帯で、平均して一世帯が月に8,622円を携帯電話料金として支払っている計算になります。
同じく家計消費状況調査(2019年)では、インターネット回線接続料に1世帯で平均6,167円を支払っていることが解っています。内容として考えられるのは、光回線・ADSL回線・ケーブルテレビネット回線・無線ルーター等です。
スマートフォンの月額使用料と回線接続に世帯あたり8,622円+6,167円=14,789円を支払っている計算になります。ただし、世帯ごとの統計からは日本全体の大枠を掴む事は出来ても、1人世帯から大家族まで含む平均値データであり、個々のリアリティには少々欠けますので、もう少し深掘りしてみます。
世帯数から個々の支払い額を計算
総務省が2021年6月に発表した世帯数の速報集計では、1世帯あたりの人数の減少が明らかになっています。全国平均は1世帯あたり2.27人で、東京に限れば1.95人と単身世帯の増加が目立っています。
前述の携帯電話の世帯あたりの支払いは8,622円ですから、単純に1世帯2.27人で割れば、一人あたりの携帯電話料金は3,798円になり、概ね4,000円弱を支払っていることになります。
インターネットへの接続料については、家族それぞれがモバイルWi-Fiルーターを持っているケースも考えられますが、多くの場合単身世帯でも複数世帯でも1回線が圧倒的に多いと思われますので、回線単価としては6,000円強程度と考えるのが妥当でしょう。
単身世帯の通信料
単身世帯の具体的な通信料を考える場合、インターネットを使う人と使わない人で、物凄く差が有る事を考慮する必要があります。
難しい単身世帯の通信料算出
お年寄りの一人暮らしの場合、スマートフォンもインターネット回線も無いケースも多いでしょう。逆に若い一人暮らしの場合は、大半がスマートフォンを使っていて、自宅ではWi-Fiでの回線利用者も一定数は居ることが考えられます。
単身世帯用のマンション・アパートなどの集合住宅では、物件の売り文句としてインターネット無料を打ち出す事も多くなっています。この場合は、別途回線料の徴収をせずに家賃に込みであれば、通信費の統計に回線料の支払いが計上されないケースが多くなります。
また、学生の単身世帯の場合は、スマートフォンの利用料を親が支払っているケースも多い事が考えられ、親の世帯での支払いにカウントされて、この世帯では支払いが0円になります。
スマートフォンのみが通信手段と仮定した場合も、個人の使い方によって大きく変わります。動画を普段から視聴する機会が多いユーザーと、LINE・メール程度しか普段使う事が無く、希に検索やブラウザーの閲覧をする程度のユーザーでは、契約プランも全く違います。
前者のユーザーなら、キャリアの大容量プランを契約する事が自然で、後者のユーザーならキャリアの小容量プランか、格安SIMを利用する事が多くなると考えられます。
携帯電話料金とシェア
2021年3月末の時点で総務省が発表した「2020年度第4四半期の移動系通信契約数およびシェアに関する四半期データ」によれば、NTTドコモが36.9%・KDDI(au)が27.1%・ソフトバンクが21.1%・楽天モバイルが1.5%になっています。
この数値から考えれば、残りの13.4%が格安SIMになります。
3大キャリアだけで85.1%あり、ネット回線がスマートフォンだけの世帯も多く有ることと、携帯ショップ窓口で特に希望を出さなければ勧められるので、大容量・無制限プランへの加入者が相対的には多いと考えられます。
各社の料金は以下の通りです。
○docomo
ギガホプレミアプラン 容量60GB/月 月額7,205円
○au
使い放題MAX 4Gプラン 容量無制限 月額7,238円
○SoftBank
メリハリ無制限プラン 容量無制限 月額7,238円
オンライン契約やサポートに抵抗が無く、ネットリテラシーが高い若い世代で、それほど大容量を必要としていないユーザーは、2021年春からスタートした政府主導の鳴り物入り新プラン、docomoの「ahamo」・auの「povo」・SoftBankの「LINEMO」に乗り換えたユーザーも一定数居ると考えられます。
これらのプランは月額3,000円以下で、月額支払い額が大幅に下がります。
新しいプランは、開始間もない2021年6月末の時点で「ahamo」が180万回線超・「povo」が約100万回線・「LINEMO」が約50万回線弱である事が、各社の決算発表で明らかになっています。
短期間で多くの契約者を集めていることは、間違いありません。しかし、携帯契約回線総数は1億9512万ですから、全体のシェアから考えれば1.6%程度で全体の価格に大きな影響を及ぼすまでには、まだ到達していません。
自宅にWi-Fi環境が構築されている場合は、キャリアの小容量プランを契約している事も考えられます。
大手キャリア各社の小容量プランを見てみましょう。
○docomo
ギガライトプラン 1GBまで 月額3,465円
3GBまで 月額4,565円
○au
ピタットプラン 1GBまで 月額3,278円(2年契約)
4GBまで 月額4,928円(2年契約)
○SoftBank
ミニフィットプラン 1GBまで 月額3,278円
3GBまで 月額5,478円
キャリアを利用する単身世帯の平均支払額は、6,000円程度と考えられます。
格安SIMの場合は、2021年の春から全体的に値下げが進んでいて、以前は2,000円から4,000円程度だった平均月額は、現在1,500円から3,500円程度に下がっていると考えられます。
単身の通信費平均支払額
一人暮らしの単身者が支払う通信費の平均額は、以下のケースが考えられます。
○キャリア回線スマホのみ
他に回線手段を持たない単身世帯の通信費平均は、7,000円程度です。
○キャリア回線スマホ+自宅Wi-Fi回線
キャリア回線を契約していても、新しいオンラインプランや小容量プランも増えるため、携帯電話の支払いは5,000円程度です。
自宅Wi-Fi回線は、光回線か無線Wi-Fiルーターを利用して6,000円程度です。
合計した通信費平均は、11,000円程度です。
○格安SIM回線スマホのみ
他に回線手段を持たない場合、殆どネットを利用しないか、ある程度利用する場合は中容量の契約をしているケースが多いと考えられて、通信費平均は3,500円程度です。
○格安SIM回線スマホ+自宅Wi-Fi回線
自宅で使うスマートフォンのデータ消費はWi-Fi回線を使うため、小容量で契約しているケースが多いと考えられ、携帯電話の通信費としては1,500円程度です。
自宅Wi-Fi回線は、光回線か無線Wi-Fiルーターを利用して6,000円程度です。
合計した通信費平均は、7,500円程度です。
家族3人世帯の通信料
家族3人の世帯は、夫婦と子供というケースが多いと思われます。子供の年齢によって、スマートフォンを利用者が2人と3人のケースが有りますが、最近は10歳以下の小学生にも持たせるケースが多くなっています。
複数のスマートフォンの契約を同一会社でまとめると、割引きが適用されるケースが多くなります。
携帯電話料金
大手キャリアのプランを見ていきましょう。
○docomo
ギガホプレミアプラン 容量60GB/月 月額7,205円
家族で3回線以上docomoを利用すれば、1,100円の割引きが受けられます。
家族3人では
月の支払料金は(7,205円-1,100円)×3人=18, 315円
になります
○au
使い放題MAX 4Gプラン 容量無制限 月額7,238円
家族3人以上で利用すれば、1,100円の割引きが受けられます。
家族3人では
月の支払料金は(7,238円-1,100円)×3人=18,414円
になります。
○SoftBank
メリハリ無制限プラン 容量無制限 月額7,238円
メリハリ無制限は、家族で回線数が増えるほどお得になります。
家族3人では
月の支払料金は7,238円+6,578円+6,028円=19,844円
になります。
自宅にWi-Fi環境が構築されている場合は、キャリアの小容量プランを契約している事も考えられます。
○docomo
ギガライトプラン 1GBまで 月額3,465円
3GBまで 月額4,565円
家族で3回線以上利用すれば、1,100円の割引きが受けられます。
家族3人では
1GBまでの月の支払料金は(3,465円-1,100円)×3人=7,095円
3GBまでの月の支払料金は(4,565円-1,100円)×3人=10,395円
になります。
○au
ピタットプラン 1GBまで 月額3,278円(2年契約)
4GBまで 月額4,928円(2年契約)
家族3人以上で利用すれば、1,100円の割引きが受けられます。
家族3人では
1GBまでの月の支払料金は(3,278円-1,100円)×3人=6,534円
4GBまでの月の支払料金は(4,928円-1,100円)×3人=11,484円
になります。
○SoftBank
ミニフィットプラン 1GBまで 月額3,278円
3GBまで 月額5,478円
家族割はありません。
家族3人では
1GBまでの月の支払料金は3,278円×3人=9,834円
3GBまでの月の支払料金は4,928円×3人=14,784円
になります。
キャリアを利用する3人世帯の平均支払額は、15,000円程度と考えられます。
格安SIMの場合は、2021年の春から全体的に値下げが進んでいて、以前は2,000円から4,000円程度だった1人あたりの平均月額は、現在1,500円から3,500円程度に下がっていると考えられます。家族3人の場合は、5,000円から10,000円程度です。
家族3人世帯の通信費平均支払額
3人暮らしの世帯が支払う通信費の平均額は、以下のケースが考えられます。
○キャリア回線スマホのみ
他に回線手段を持たない3人世帯の通信費平均は、20,000円程度です。
○キャリア回線スマホ+自宅Wi-Fi回線
キャリア回線を契約していても、新しいオンラインプランや小容量プランも増えるため、携帯電話の支払いは10,000円程度です。
自宅Wi-Fi回線は、光回線か無線Wi-Fiルーターを利用して6,000円程度です。
合計した通信費平均は、16,000円程度です。
○格安SIM回線スマホのみ
他に回線手段を持たない場合、殆どネットを利用しないか、ある程度利用する場合は中容量の契約をしているケースが多いと考えられて、通信費平均は10,000円程度です。
○格安SIM回線スマホ+自宅Wi-Fi回線
自宅で使うスマートフォンのデータ消費はWi-Fi回線を使うため、小容量で契約しているケースが多いと考えられ、携帯電話の通信費としては5,000円程度です。
自宅Wi-Fi回線は、光回線か無線Wi-Fiルーターを利用して6,000円程度です。
合計した通信費平均は、11,000円程度です。
通信費削減のための手段
特に単身世帯では、スマートフォン料金の割引等が受けにくくなるため、通信費削減のために見直す事を羅列します。
○スマートフォンの契約プラン見直し
実際に使う月のデータ量を把握しましょう。適正なプランが解れば、青天井のプランにしている必要は無くなります。
○オプションの見直し
有料オプションを契約時に付けて、そのままになっていませんか?
自分に必要無いオプションは解約して、支払料金を適正化しましょう。
○通話プランの見直し
殆ど電話をしていないのに、「かけ放題」プランに入っているのは無駄です。自分の通話時間と使い方を把握し、不要なら時間制限の有るプランに変更するか、「かけ放題」プラン自体解約するなど、適正な通話オプションにしましょう。
「かけ放題」プランに未加入で通話料金を多く支払っているなら、オプション加入した場合の料金と比較してください。IP電話の導入を検討しても良いです。
○自宅に光回線を入れてWi-Fiを活用する
特にキャリアで大容量プランを契約して動画を視聴しているなら、視聴する場所は自宅ではありませんか?その場合は、光回線を自宅に入れてWi-Fi環境下で利用すれば、データ通信量の少ない安いプランに変更出来ます。トータルの通信費も安くなるケースが多くなります。
○格安SIMに乗り換える
8割以上の方が3大キャリアでスマートフォンの契約をしていますが、格安SIMなら、もっと安いプランで同じ事を出来る可能性が多いにあります。
通信費をトータルで見直すなら光回線「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
auのサブブランドである「UQモバイル」のセット割対象になる光回線サービスには、複数の選択肢があります。
その中でおすすめするのは、同じKDDIグループの企業が運営する、「光コラボ」の「ビッグローブ光」です。
プロバイダとしてのビッグローブは日本を代表する老舗で、多くのノウハウと技術力に定評があります。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
auのサブブランドのUQモバイルなら、ビッグローブ光と併用することで「セット割」が適用されて、auで購入したスマートフォンをUQモバイルに乗りかえても、問題なく継続利用することができます。
具体的にセット割を適用した、UQモバイルのプランを見てみましょう。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランよりも毎月1GBの余裕がある4GBのミニミニプランが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
UQモバイルのミニミニプランを家族4人で利用して、ビッグローブ光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 9,251円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 10,351円 |
*auPAYカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,251円・戸建て利用10,351円でコスパ良く利用ができます。
乗り換えに伴う、違約金や撤収費をカバーするなら「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」では、「ソフトバンク光」を併用することで、「セット割」が適用されます。
ソフトバンク光は先のランキングでも解るように、速い実効速度を実現しています。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルなら、ソフトバンク光と併用することで「セット割」が適用されます。
具体的にセット割を適用した、ワイモバイルのプランを見てみましょう。
プラン名 | S | M | L | ||
容量 | 4GB | 1GB未満 | 20GB | 1GB未満 | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,915円 | 4,015円 | 2,915円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,265円 | 2,365円 | 1,265円 | 3,465円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,530円 | 4,730円 | 2,530円 | 6,930円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,795円 | 7,095円 | 3,795円 | 10,395円 |
家族4人 | 5,060円 | 5,060円 | 9,460円 | 5,060円 | 13,860円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランよりも毎月1GBの余裕がある4GBのプランSが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
ワイモバイルのプランSを家族4人で利用して、ソフトバンク光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 9,053円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 10,593円 |
*PayPayカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,053円・戸建て利用10,593円でコスパ良く利用ができます。
ドコモ回線を利用するなら「ドコモ光」+「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
ドコモユーザーには、新プランの「irumo」へ乗り換えが最適です。
ドコモ光と安価な小容量プランirumoを併用することで、毎月のスマホ代に「セット割」が適用されコスパ良く利用ができます。
ドコモ光は光コラボの一つですが、前者の2つの光コラボとは少々異なる例外的な形態であり、複数のプロバイダが選択できます。
そのため、ドコモ光は月額料金で分かれるタイプAとタイプBの中から、契約時にプロバイダを選ぶことができます。
ドコモ光のおすすめプロバイダは、ドコモ自身が提供している「OCN」です。
OCNブランドはNTTグループのインターネット事業を、別会社として長年支えてきた高い技術力を有し、ドコモ光のタイプB選択肢の中にありましたが、企業合併によりOCNはドコモに吸収されたことで、安価に利用ができるタイプAに変更になりました。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割
irumoは新しいドコモの小容量プランです。
従来のドコモの小容量プランは、使った分によって支払い額が変わる従量制プランでしたが、irumoは容量でプラン選びができるタイプに変更されています。
安価に利用ができるirumoですが、れっきとしたドコモのプランの一つであり、ドコモの無制限プランと同じ通信品質が利用できます。(0.5GBプランを除く)
ドコモ光と併用することで、毎月のスマホ代が割り引かれる「セット割」が適用されます。
具体的にセット割を適用した、irumoのプランを見てみましょう。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
家族2人 | 1,100円 | 2,134円 | 3,454円 | 4,554円 |
家族3人 | 1,650円 | 3,201円 | 5,181円 | 6,831円 |
家族4人 | 2,200円 | 4,268円 | 6,908円 | 9,108円 |
自宅に光回線がある場合に最適な3GBのプランは、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,067円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
irumoの3GBプランを家族4人で利用して、ドコモ光(タイプA)と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用8,668円・戸建て利用9,988円でコスパ良く利用ができます。