子供の頃に何か欲しい物があって母に相談すると、「何故?それが欲しいのか?」必ず理由を尋ねられました。
その時に禁句だったのは、「みんなが持ってるから」でした。
子供に有害でもなく、金額が張るわけではなく、さほど問題にはならない様な物でも、うっかり禁句を発したら最後、どれだけ後で頑張っても、絶対に買って貰えませんでした。
当時は何と理不尽なんだ!と憤慨していましたが、今思えば、簡単に多勢に流されずに、どんな時でも自分の考えをしっかり持たせる訓練を、繰り返し施してくれた事が理解出来ます。
「みんなが使っているから安心」という物差しは、ある意味では正しく、それだけ多くの人が価値を認めているからこそ、選ばれている物品やサービスであり、価値がある事の裏付けとも言えます。
しかし、2022年2月に始められた、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に対して、全く正当性が無く世界中が非難しているにも関わらず、ロシア国内では上がり始めた非難の声は封殺され、侵攻を支持するロシア国民の数は過半数を超えています。
空気感を醸成する情報は、権力や資本力で形成することが可能で有り、自分から情報をとりに行って自分で考えることも大切です。
マーケティング会社MMD研究所が発表した、「2022年3月通信サービスの利用動向調査」では、調査対象36,282人のうち、メインで利用している回線の内訳は「docomo(30.2%)」「au(19.4%)」「ソフトバンク(11.8%)」「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(7.6%)」になっていて、王者ドコモの強さが際立っています。
それに比較して、格安SIM(MVNO)のシェアは、全社合わせても9.9%に留まっています。
少なくとも3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用しているユーザーは、1台あたりのスマートフォン通信料に、どれだけ割引き制度を駆使しても、毎月数千円以上は支払っています。
サブブランドや格安SIMまで視野を広げて、毎月のスマートフォンの通信費を1台あたり1,000円以下にする具体的な方法を解説します。
変わる携帯電話の料金と、変わらない携帯電話の料金
日本の携帯電話の料金は、高止まりの時代が長く続いていて、2006年にソフトバンクが当時のVodafoneを買収してキャリア事業に参入して以来、競争という意味においては無風状態が続いていました。
その結果が、企業規模から見れば世界有数の利益を出す会社に、3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)共になりました。
大きく流れが変わったのは、「携帯電話料金は4割引き下げる余地がある」という、2018年の当時官房長官だった、菅義偉氏が放った発言です。
一般企業である携帯電話会社に対して、ある意味「儲けすぎだ!」という発言は、自由経済を重んじる資本主義においては、あまり聞かない話ですが、管氏が発言するのには正統な理由があります。
電波は国民共用の財産であり、携帯電話事業は国の認可(総務省管轄)が必要だからです。
携帯電話事業者(MNO)
日本で認可を受けている携帯電話事業者は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルで、この4社の事をMNO(Mobile Network Operator)と呼びます。
和訳すると「移動体通信事業者」です。
MNOとは?
MNOは総務省の認可を受けて、自社で接続回線やアンテナ等に大きな設備投資を行い、携帯電話サービスを行っています。
認可を受けることは、決して簡単ではありません。
全国にアンテナや設備を建設する詳細な工程表を国に提示して、それを実現出来るだけの裏付けとなる資本力が必要です。
サブブランド
ドコモにはありませんがサブブランドとして、auは「UQモバイル」・ソフトバンクには「ワイモバイル」が有ります。
サブブランドはショップ店頭で契約や相談が出来て、MNO回線をそのまま利用する事が出来るのに、キャリアのメインプランと比較して、安価に利用出来るメリットが有ります。
デメリットを強いて挙げるなら、販売している端末が最新高性能なものは、メインプラン向けにしか販売されていないことです。
オンライン専用プラン
オンライン専用プランは、ドコモが「ahamo」・auでは「povo」・ソフトバンクでは「LINEMO」を展開しています。
サブブランドと同様に、MNOの回線がそのまま利用出来て、キャリアメインプランよりも安価に利用する事が出来ます。
デメリットは、基本的に契約もオンラインのみで、不具合が有った場合など相談できるショップが無くなることから、有る程度は自己解決出来るスキルが必要になります。
国の要請で値下げしたのはサブブランドとオンライン専用プラン
国(総務省)からの強い値下げ要望に対して、認可権を持つ先からのニーズであるため、何らかの回答を出す必要が有る3大キャリア各社は、虎の子であるメインプランには極力手を付けず、サブブランドとオンライン専用プランで対応する策に出ました。
多くのショップで勧めているメインプランは、各社収益の柱であり、手を付けることが出来なかったからです。
仮想移動体通信事業者(MVNO)
仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれるのは、総務省による定義では「MNOの提供する移動通信サービスを利用して、又はMNOと接続して、移動通信サービスを提供する電気通信事業者であって、当該移動通信サービスに係る無線局(基地局)を自ら開設しておらず、かつ、運用をしていない者」と、なっています。
MVNOとは?
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)を直訳すれば、「仮想移動体通信事業者」になります。
自社で設備を持たないで、MNOの回線の一部を借りて運営する事業者です。
一般的には、このMVNO事業者を格安SIMと呼んでいます。
SIMは、スマートフォンに挿入して通信を行うチップの様なものです。
自社設備への投資が小さく済み、資金面だけで無く、技術面も含めて参入へのハードルが低く、オンラインを中心とした集客・契約を含めて経費を掛けないことにより、比較的安価なサービス提供が可能になっています。
格安SIMのデメリット
その反面、主体的に運用出来る範囲は狭く、顧客に提案できる自由度は低くなります。
回線の一部を借りて運用するため(片側4車線の道路で1車線だけ通行出来るイメージ)、朝の通勤時間帯・お昼休み・帰宅時間帯など、同時に多くのユーザーが利用すれば渋滞が発生して、通信速度は低下する可能性が有ります。
MVNOの回線速度と品質
MVNOのシェアが伸びない一因として、MNOと比較して、MVNOは比較的参入が容易なため、特に初期の頃は回線速度でのデメリットが大きく、その時の悪いイメージが、未だに多くの人に残っている事もあります。
MVNOはサービス提供者によって回線品質は異なる
MVNOが借りる回線を太くすれば、快適な通信環境をユーザーに提供する事が出来ますが、回線料の負担が大きくなれば、格安SIMの価格では採算が合いません。
借りる回線を細くすれば、計算上はMVNOに利益が出ますが、劣悪な通信環境が続けばユーザーは流出して悪い話が広がり、新規ユーザーの獲得も困難になり、企業の存続が危うくなってきます。
MVNOの運用にはバランス感覚が重要であり、蛇口をどの程度開くのか?閉じるのか?企業としての理念や財務内容が大きく絡んできます。
そのため、たとえば同じdocomo回線を使っていても、MVNO事業者が変われば、必然的に速度を含めた通信回線品質は異なってきます。
スマートフォンが快適に利用出来る速度
スマートフォンをサクサク利用するためには、端末本体の能力も大きく関係しますが、回線速度も大きな影響が有ります。
この通信速度の単位は「bps」という単位で、数値が大きくなるほど高速になります。
bpsはBit per secondの略語で、1秒間にどれだけのデータ量を転送出来るかという意味です。1,000bpsは1kbpsであり、1,000kbpsが1Mbpsになり、1,000Mbpsは1Gbpsになります。
通信速度には上りと下りがあります。
写真や動画を自分のスマートフォンからアップする時は上りで、動画鑑賞したりネット閲覧したりするのは下りです。
使う頻度が圧倒的に多く、快適さに大きく関わるのは下り速度です。
実際にスマホがサクサク動くと言われる快適な速度は、メール・LINEで128kbps~1Mbpsです。ウェブを閲覧する為にはテキスト中心のサイトで1Mbps程度です。大きな写真が混在しているサイトで10Mbps程度です。動画は解像度にもよりますが、5Mbpsから20Mbpsの速度があれば快適に視聴出来ます。
このスピードを下回ると使えないという事ではありません。あくまで快適にサクサク使うために必要なスピードです。
実際の格安SIMの通信速度
サービスを提供する側が公表している通信速度は「公称値」であり、理論上のスピードでしか有りません。
ユーザーにとって大切なのは、実際に利用した時に使える速度です。
「格安SIMの通信速度計測」では、実際に利用しているユーザーが計測している通信速度データを公表しています。
ドコモショップで契約出来る、人気の格安SIM「OCNモバイルONE」の通信速度を実際に見てみましょう。
(出典:格安SIMの通信速度計測)
2022年3月23日のデータです。
平日の水曜日で、蔓延防止法が解除されて、人出が戻ってきている状態です。
朝の時間帯は、6.0Mbps程度がコンスタントに出ています。
昼の時間帯は、お昼休みに利用者が集中する時間帯では一時的に落ちていますが、コンスタントに6Mbps以上を出していて、平均値は6.2Mbpsになっています。
夜の時間帯は、帰宅時間が散けるため、極端に落ち込む時間帯はありませんが、利用者が増加していることもあり、平均値では日中を下回る5.6Mbpsになっています。
前述の必要な速度の数値と見比べれば、充分に実用的な通信速度が利用出来る事が解ります。
全体の通信量は増加傾向に
総務省は、2021年7月に固定系ブロードバンドインターネットにおけるトラヒック(通信量)の実態を把握するためインターネットサービスプロバイダ(ISP)9社(「(株)インターネットイニシアティブ」、「NTTコミュニケーションズ(株)」、「(株)NTTぷらら」、「(株)オプテージ」、「KDDI(株)」、「JCOM(株)」、「ソフトバンク(株)」、「ニフティ(株)」及び「ビッグローブ(株)」)や、インターネットエクスチェンジ(IX)5団体等の協力の下で、2021年5月のインターネット回線の集計と試算を発表しています。
増えていく通信量
(出典:総務省)
赤い折れ線グラフ固定系ブロードバンド回線の扱うデータ量は年々増加の一途で、ここ数年は特に急激に右肩上がりになっています。(前年同月比25.6%増)
1契約(1回線)あたりに換算すれば、1か月当たりの下り(ダウンロード)を約175GB利用しています。
増加する理由
インターネットの使い方は、十人十色です。共通しているのは、利用データ量が増加していることです。
その要因の一つとして、abemaTV・TVer・YouTube等の、無料動画サービスの充実が挙げられます。高品質な動画を誰でも簡単に、別途費用が発生せずに楽しめる様になったからです。Amazonをよく利用する方が、送料の魅力でプライム会員に加入すれば、膨大なコンテンツが無料で楽しめる、オンデマンドビデオサービスが漏れなく付いてきます。
2020年国勢調査の速報集計では、1世帯当たりの人数全国平均は2.27人ですから、1回線あたり、少なくとも2台から3台のスマートフォンが、Wi-Fi回線を利用していると考えられ、それ以外にパソコンやタブレット、テレビでの動画鑑賞等を1人あたり77GB程度は、毎月楽しんでいる計算になります。
コスパが悪いキャリアメインプラン
全体的な増加傾向が顕著な中で、グラフのグリーンで表されている移動通信は、大きく増えていません。
スマートフォンで契約している、通信キャリア回線のデータ消費量が増加しないのは、コスパが悪からに外なりません。
存分にインターネットを家族で利用する場合、「大容量・無制限」のメインプランを人数分契約する必要が有ります。
docomo
5Gギガホプレミアプラン 容量無制限 月額7,315円
このプラン加入には、5G対応スマートフォンが必要です。
4Gのスマートフォンでは
ギガホプレミアプラン 容量60GB/月 月額7,205円
になります。
au
使い放題MAX 4Gプラン 容量無制限 月額7,238円
ソフトバンク
メリハリ無制限プラン 容量無制限 月額7,238円
これは、あくまで一人あたりの料金なので、家族3人での計算は
docomo
5Gギガホプレミアプラン 容量無制限 月額7,315円
家族で3回線以上docomoを利用すれば、1,100円の割引きが受けられます。
家族3人では
月の支払料金は(7,315円-1,100円)×3人=18, 645円
になります。
ギガホプレミアプラン 容量60GB/月 月額7,205円
家族で3回線以上docomoを利用すれば、1,100円の割引きが受けられます。
家族3人では
月の支払料金は(7,205円-1,100円)×3人=18, 315円
になります。
au
使い放題MAX 4Gプラン 容量無制限 月額7,238円
家族3人以上で利用すれば、1,100円の割引きが受けられます。
家族3人では
月の支払料金は(7,238円-1,100円)×3人=18,414円
になります。
ソフトバンク
メリハリ無制限プラン 容量無制限 月額7,238円
メリハリ無制限は、家族で回線数が増えるほどお得になります。
家族3人では
月の支払料金は7,238円+6,578円+6,028円=19,844円
になります。
自宅にWi-Fi環境を導入してお得に
自宅に家族で利用出来る回線を1つ導入して、Wi-Fi環境で利用する事により、自宅での通信会社の回線利用が無くなるため、容量の小さなプランに移行することが可能になります。
たとえば、マンションで光回線を導入しても、光回線の月額料金は4,000円程度から5,000円程度で納まります。
スマートフォンの通信利用料が1台1,000円程度になれば、その金額に3,000円程度を加算するだけで良くなり、毎月1万円以上が浮く計算になります。
いくら外出時だけの利用になるとは言え、小容量プランでは、いざ利用したら割高な請求が来るのでは無いか?我慢を強いられるのではないか?とご心配の方もいらっしゃるでしょう。実際に携帯ショップ窓口に行って、小容量プランに変更を考えていると告げたら、同様の説明を、カウンターで受けた方も多くいらっしゃいます。
外出時の通信量を統計的に見てみましょう。
外出時の利用は月に3GB程度で収まる方が大半
2021年8月26日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年7月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
外出時の利用量
このデータ使用量は、自宅以外での携帯電話会社の回線を利用した時のみです。
「1GB」31.8%・「2GB」11.7%・「3GB」14.1%で、57.6%のユーザーが3GB以下の通信量に留まっていて、約75.2%のユーザーは累計「7GB」までで収まっています。
単純に平均をとれば8.72GBになりますが、数値の中央値は3GBになります。
多くのユーザーは、大容量・無制限プランを必要とせず、3GB程度の容量で足りる事が解ります。
3大キャリアの小容量プランは割高
ユーザーに寄り添う親切で良心的なショップでは、光回線を導入した場合に、小容量プランへの移行を勧められます。
前述程度のデータ量で収まる事は、3大キャリアも当然把握していて、「大容量・無制限」プラン以外には、これらをカバーするプランしか用意していません。
docomo ギガライトプラン
・ステップ1 ~1GB 月額3,278円
・ステップ2 ~3GB 月額4,378円
・ステップ3 ~5GB 月額5,478円
・ステップ4 ~7GB 月額6,578円
家族4人で契約すれば、上記金額から最大1,100円の割引きが受けられます。
容量の上限設定をして、使いすぎを防止することも出来ますが、使う容量により料金が変化していきます。上限は7GBです。
au ピタットプラン
・~1GB 月額3,278円
・1GB超~4GB 月額4,928円
・4GB超~7GB 月額6,578円
家族4人で契約すれば、上記金額から最大1,100円の割引きが受けられます。
上限は7GBです。
ソフトバンク ミニフィットプラン+
・~1GB 月額3,278円
・~2GB 月額4,378円
・~3GB 月額5,478円
家族4人で契約しても、割引サービスは有りません。
上限は3GBです。
各社とも、メインである大容量プランの次のプランになると、docomo・auでは7GB・ソフトバンクでは3GBと、使えるデータ容量の最大は、桁違いに小さくなっています。
Wi-Fi環境が整っても、そのまま「大容量・無制限」プランを継続するよりも安価にはなりますが、月額1,000円以下にする事は不可能です。
それどころか、利用量に応じて利用料が変わるのは、一見すると良心的にも見えますが、1GB利用の料金と3GB利用の料金では、月に千数百円程度高くなってしまうため、本来なら使用したい場面で我慢する人を、実際に何度も見かけたことがあります。
ストレス無く利用が出来る3GB程度のデータ量を、月に1,000円以内の安価に使える手段を確保して、自宅ではWi-Fi環境を構築すれば、自宅でも外出時でも自由にインターネットの利用が楽しめて、通信費トータルの出費を抑える事が可能になります。
月額1,000円以内を実現するポイントは、光回線と組み合わせる事でスマホ代が割引きになる「セット割」です。
早速、具体的に該当する組み合わせを見ていきましょう。
格安SIMのセット割と充実したキャンペーンで選べば「LIBMO」と「@TCOMヒカリ」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
「セット割」が適用される光回線で、最もオススメするのは@TCOM(アットティーコム)ヒカリです。auの「スマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」、格安SIMであるLIBMO(リブモ)の「LIBMO×光セット割」など、複数のスマホキャリアとのセット割ができます。
@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、単にプロバイダとしてだけで無く、豊富な技術力が有り人気があります。
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
格安SIMのLIBMOと組み合わせる事で、通信費トータルは大きな節約が可能です。
(出典:LIBMO公式)
データ容量 | データ+音声通話+SMS | データ+音声通話+SMS +10分かけ放題 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
3GBプラン | 980円(税抜891円) | 1,750円(税抜1,591円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
8GBプラン | 1,518円(税抜1,380円) | 2,453円(税抜2,230円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
20GBプラン | 1,991円(税抜1,810円) | 2,926円(税抜2,660円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
30GBプラン | 2,728円(税抜2,480円) | 3,663円(税抜3,330円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
3GBプラン980円が、@TCOMヒカリと「セット割」を適用することで、月額760円になるので、マンションタイプの場合なら760円+4,180円=4,940円がトータルの通信費になります。
さらに、キャンペーンで、実質の支払い費用はもっと安くなります。
@TCOMヒカリの実質料金が安くなる理由
キャッシュバック
新規契約だけのオプション無しで、戸建てタイプ38,000円・マンション集合住宅タイプで35,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています。Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。
それだけでは、ありません。
12ヵ月の間、月額料金割引
契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
しかも、工事費も無料になるキャンペーン中です。
工事費無料
光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為、工事費が掛かります。@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、工事費が無料になるキャンペーンを行っています。

キャリア回線のサブブランドと魅力ある特典の「ワイモバイル」+「ソフトバンク光」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクは自社で光回線の敷設は行わず、「フレッツ光」を使用する「光コラボ」でサービスを提供しています。
月額料金は、一戸建てタイプで5,720円・マンションタイプで4,180円です。
ソフトバンクのスマートフォンでも「おうち割光セット」適用で、1台あたり月額1,100円の割引きが受けられます。
しかし、前述の様に光回線を導入することで無制限プランは必要無く、小容量プランでは割高です。
光回線を導入したら、ソフトバンクのキャリア回線をそのまま利用した、サブブランドの「ワイモバイル」に乗り換える方が合理的です。
「ワイモバイル」を「ソフトバンク光」と組み合わせるとで、「おうち割光セット(A)」が適用され、1台あたり毎月1,188円の割引きが受けられます。
ワイモバイルとは?
(出典:ワイモバイル公式)
サブブランドの位置づけで、オンライン専用プランとは異なり、街にある携帯電話ショップで契約や相談が出来ます。
月額料金はメインプランよりも安価で、更に「セット割」が適用されることで格安SIMの価格と比較しても、大きな遜色が無くなります。
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 支払料金 |
3GB/Sプラン | 2,178円 | 1,188円 | 990円 |
15GB/Mプラン | 3,278円 | 1,188円 | 2,090円 |
25GB/Lプラン | 4,158円 | 1,188円 | 2,970円 |
本来ワイモバイルの3GBプランは2,178円ですが、光回線と組み合わせて「セット割」を適用させると、月額1,000円以内の990円で収まります。家族3人で利用しても、スマホ代は3,000円以内で収まってしまいます。
公式に行っているキャンペーン特典に加えて、更にお得なキャッシュバックや豪華特典がゲット出来ます。

外出時利用が少ないなら、高い技術力の「OCNモバイルONE」+「OCN光」
(出典:OCN光申込サイト)
「OCN光」を運営するのは、NTTのグループ会社であるNTTレゾナントで、NTTグループの通信技術の中核を担う会社の一つで、世界的なTier1 IPバックボーンを保有しています。Tier1とは、インターネットの品質を自らコントロール出来る世界規模の広帯域IPバックボーンを有するISPグループの事で、世界で数社しかありません。アジアでは唯一のステータス保持社です。
「OCN光」の月額料金は、一戸建てタイプで4,726円・マンションタイプで3,960円です。
格安SIM「OCNモバイルONE」は、「OCN光」と組み合わせて「セット割」が適用されます。
OCNモバイルONEとは?
(出典:OCNモバイルONE公式)
「OCN光」回線と同じく、NTTレゾナントが運営する格安SIMです。ドコモ回線を利用したMVNOです。
高い技術力に裏打ちされた、高品質な回線速度が評判です。
月額料金は以下の通りです。
通信容量/コース名 | 月額料金 |
500MB/月コース | 550円 |
1GB/月コース | 770円 |
3GB/月コース | 990円 |
6GB/月コース | 1,200円 |
10GB/月コース | 1,600円 |
格安SIMの契約は、一般的にオンラインになりますが、「OCNモバイルONE」は、全国のドコモショップや、一部の量販店にあるドコモカウンターの店頭で、対面契約する事が出来ます。
外出時に殆どスマートフォンを利用しないなら「500MB/月コース」
前述の、外出時には3GB程度しか利用しないユーザーが多い事をご説明したグラフで、月に「1GB」未満の利用者は31.8%と、概ね3人に1人くらいの割合で存在していますが、その中で月に500MB程度で問題ユーザーは、かなりの数に上ります。
電話通話やLINEが中心で、他にインターネットをそれほど利用しない方なら、500MBでも充分かもしれません。
500MBと数値で言われても、なかなかピンと来ませんので、具体的に出来る事を見てみましょう。
LINE無料通話
LINEで通話する場合、1分あたりのデータ通信量は0.3MBです。
1時間電話しても、消費するデータ通信量は18MB程度です。
これは、外出時のみの数値で、自宅では光回線のWi-Fiに接続して利用する為、カウントする必要はありません。
月に10時間利用しても180MB程度ですから、他の利用分も充分あります。
テキストメール
Gmail等の送受信は、300文字程度のテキストメールで5KB程度です。
月に10,000通のメールを送受信したとして、50MB程度ですね。
地図アプリ
閲覧する場所によって、消費するデータ量も異なってきます。建物が密集しているエリアでは、データサイズが大きくなる傾向にあります。
東京都23区内で現在地を表示して拡大表示を行った場合、消費データ量は概ね732KB程度です。
月に70回近く利用しても、消費データは概ね50MB程度です。
web
表示するページによっても大きく異なりますが、スマホ版のyahooトップページの閲覧は236KB程度を消費します。
月に250回(ページ)表示したとして、消費データは概ね50MB程度です。
LINE・メールを利用して、地図アプリ・web閲覧など、これらの事を全部行っているとしても、月のデータ消費量合計は330MB程度になります。
外出先(自宅を含むWi-Fi環境以外)で動画を見る習慣の無い方は、実はそれほど多くのデータを消費していません。
OCNモバイルONEの割引き
(出典:OCNモバイルONE公式)
「OCNモバイルONE」と「OCN光」を組み合わせる事で、安価なOCNモバイルONEの料金が更に割引きされます。
1契約ごとに月額220円の割引きが受けられます。最大5契約月額1,100円まで「セット割」が受けられます。
「500MB/月コース」のみ「セット割」の対象外ですが、このプランのみ最大10分までの国内通話料金が全額割り引かれます。
通話料金は30秒で11円なので、通話料金が最大220円割引きされる事になります。
OCN光」とセット割にする事で、月に3GBの契約なら月額990円-220円=770円でスマートフォンを利用出来ます。
マンションで家族3人利用した時の通信料トータル金額は、3,960円(OCN光)+2,310円(OCNモバイルONE 3GB)=6,270円になります。

光回線が利用できないなら 「ワイモバイル」+「ソフトバンクエアー」
(出典:SoftBank Air 公式)
光回線の対応エリアでない場合や、マンション集合住宅に光回線が導入されていない場合、自宅にWi-Fi環境導入手段として、据え置き型無線ホームルーターを検討するのが最善策です。
「据え置き型無線ホームルーター」は、キャリア通信各社から販売されていますが、一押しは「ソフトバンクエアー」です。
繋がりやすい
東京とその近郊都市・大阪・名古屋などの人口密集地での無線回線の利用は、同じアンテナ基地局へのユーザー集中という問題が有りますが、「ソフトバンクエアー」は回線品質の悪化する事を避けるために、加入制限を行っています。
そのため、加入できない場合も発生しますが、加入できた場合は規定の加入者数内のエリアと考えられ、比較的混みにくい環境で利用することが出来ます。
料金が安い
もう一つの大きな理由が、料金の安さです。店舗や公式ページではなく、申込みに正規代理店を利用する事で、公式の特典に加えて代理店独自の特典も享受出来るので、得られるキャッシュバック金額が大きくなります。
キャッシュバック詳細については、以下をご覧下さい。

そのキャッシュバック金額を考慮して、他社の据え置き型無線ホームルーターも含めて2年間で実質どれくらいの価格で使えるのか?シミュレーションしてみましょう。
ドコモ home 5G | WiMAX +5G | ソフトバンクエアー | |
基本月額 1年目 | 4,950円 | 4,268円 | 3,080円 |
基本月額 2年目 | 4,950円 | 4,268円 | 5,368円 |
2年間合計金額 | 118,800円 | 102,432円 | 101,376円 |
キャッシュバック | 18,000円 | 5,278円 | 33,000円 |
2年間実質合計 | 100,800円 | 97,154円 | 68,376円 |
実質月額料金 | 4,200円 | 4,048円 | 2,849円 |
キャッシュバックを含めた計算では、同タイプ他社だけでなく「光コラボ」と比較しても、「ソフトバンクエアー」のお得さが際立ちます。
コンセントを挿すだけの手軽さで、自宅にWi-Fi環境が安価に構築出来て、通信費トータルを大幅に削減することが可能です。
ワイモバイルで「セット割」が使える
(出典:ワイモバイル公式)
お得に利用出来る「ソフトバンクエアー」の価格に加えて、前述の「ワイモバイル」が「SoftBank光」と同様の割引き「おうち割光セット(A)」が適用されます。
組み合わせて利用する事で、大幅に通信費の削減が達成出来ます。
