幼少の頃、両親に連れられて電車の乗り換えをするのは、手を引かれて着いていくだけでしたが、不思議でなりませんでした。
子供にとっては無限に有る様に見えるホームに、色や形の異なる電車がちゃんと待っている、あるいは程なく到着してくれて、目的地にちゃんと到着する。「大人って凄いな」と認識するのに十分な体験でした。
大人になってからも、複雑な都内の地下鉄を利用するのに、多くの人たちが路線図に見向きもしないで(当時は、スマートフォンもインターネットも有りませんでした)黙々と乗り換えをしていく様に驚きましたが、それほど時間を要せずに、黙々と乗り換えが出来る一人の仲間入りが出来ました。
電車の乗り換えとは異なり、通信会社の乗り換えは、国が積極的に後押しする乗り換えです。しかし、この乗り換えも「なんだか面倒くさい気がする」「気持ちがあっても、よく解らない」と、躊躇するユーザーは多く、国が望むような乗り換えの活性化には届いていません。
電車の乗り換えも、自分で情報を獲りに行けば、難しいものではありません。同様に、通信においても情報がきちんと有れば、さほど難しいものではありません。一例をあげると、携帯電話会社の乗り換えに大きな障壁になっている、メールアドレスが利用出来なくなる問題は、解決されつつ有ります。
たとえば、ドコモユーザーが同じドコモが提供する、オンライン専用プラン「ahamo」に変更する場合でさえ、「×××@docomo.ne.jp」のメールアドレスは利用出来なくなり、これまで利用してきたサイトの登録に不都合が出たり、友人への連絡に不都合が生じたりする事が、乗り換えの障壁になってきました。
NTTドコモでは、2021年12月16日から「ドコモメール持ち運び」を月額330円でスタートさせました。このサービスを利用することにより、「ahamo」だけでなく、「povo」「LINEMO」や、格安SIMに乗り換えても、「×××@docomo.ne.jp」のメールアドレスが利用出来る様になっています。
auを提供するKDDIと沖縄セルラーも、2021年12月20日から同様のサービス「auメール持ち運び」が実施され、ソフトバンクも近いうちに実現することは、ほぼ確定事項です。各社が顧客流失を阻止する囲い込みの手段を放棄するのに至ったのは、国の強い指導が有った事が窺えます。
国が通信サービスの乗り換えに積極的なのは、マーケットが流動的になる事でフェアな競争が活性化して、料金の横並び固定化を防ぐ事で、利用者に利益がもたらされると確信していることにあります。
光回線も、携帯電話回線ほどではありませんが、以前に比べれば、徐々に乗り換えがし易い環境が整う方向に進んでいます。光回線の乗り換え方法を、現在利用する回線ごとに手順をご紹介して解説します。
光回線の種類
今、お使いの光回線は何ですか?光回線サービスは数多くありますが、実は回線自体の種類は多く有りません。
光回線をインターネットに利用するためには、接続業者プロバイダが必要になります。このプロバイダ数と、プロバイダが回線をセットにして提供するサービスが多いということです。
具体的に光回線の種類から見ていきましょう。
フレッツ光
日本でいち早く光回線の設置を全国に進めたのは、NTT東西が敷設した「フレッツ光」です。
「フレッツ光」を利用する形態は、2通り有ります。
敷設した当初からある形態として、「フレッツ光」+「プロバイダ」と2箇所で契約を結んで、月額料金も別々に支払う形態があります。
しかし、トラブルが発生した時や、要望を伝えたくても窓口が二箇所あるのは、ユーザーにとってデメリットが大きく、ワンストップで契約支払いが出来るシステムを望む声が大きくなってきました。
出典:NTT西日本*一部改変
光回線をユーザーとの直接契約を結ぶシェアが、巨大企業NTTの独占状態になれば、競争原理が働かなくなり、普及が加速しないと考えた国の意向もあって、NTT東西は、フレッツ光回線の卸業務への移行へ、大幅な方向転換をします。
NTTは光回線の卸事業へ注力して、卸し提供を受けたプロバイダを中心とした事業者が、プロバイダ機能と回線をワンセットにしたサービスを提供する「光コラボ」が、2015年2月から開始されました。
出典:NTT西日本*一部改変
現在個人の契約は「光コラボ」・法人の契約は「フレッツ光+プロバイダ」が主流になっています。
「光コラボ」を扱う事業者は、現在、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有ります。
NTT東日本「光コラボレーションモデル事業者様」及び「お取り扱いサービス」一覧
NTT西日本「光コラボレーションモデル事業者様」及び「お取り扱いサービス」一覧
auひかり
KDDIが運営する「auひかり」でも、実際に光ファイバーケーブルを敷設していますが、限られたエリアのみになっています。
大半のエリアはNTTの光ファイバーケーブルを使用していて、「ダークファイバー」と呼ばれる、NTTで使われていない部分を利用しています。
NTTの光ファイバーケーブルを利用していても、「フレッツ光」を利用している事にはなりません。auひかりの利用回線はauが独自に管理していて、ユーザーとの契約においてNTTが直接絡む事はありません。
提供エリアは、限られています。山梨県を除く東海甲信地方・関西地方・沖縄は、基本的に提供エリアになっていません。
例外として、マンション集合住宅の共用部分までauの光回線が引き込まれているケースでは、利用する事が出来ます。しかし、マンション集合住宅に引き込まれている回線は「フレッツ光」が大半で、au光回線が導入されているケースは、限られているのが現状です。
NURO光
ソニーネットワークコミュニケーションズが運営するNURO光も、auひかりと同様にNTTの光ファイバーケーブル「ダークファイバー」を利用しています。
運営管理、ユーザーとの契約も独自に行っていて、「フレッツ光」を利用している扱いにはなりません。
NURO光も、提供エリアは限られています。マンション集合住宅に導入されているケースは少なく、それもあって通常は価格の異なるマンションタイプと、一戸建てタイプの月額料金も同額に設定されています。
電力・有線系
電力を供給する企業・有線放送サービスを行っている企業は、自社で管理する電柱を有していたり、利用する許可を得ていたりするため、既存の施設の有効活用事業として、光回線のサービスを行っています。
どちらも地域密着で、全国展開はしていない事が共通しており、ここまで紹介してきた回線とは異なる、限られたエリア内でのサービス提供になっています。
光回線のシェア
ここまで見てきた4種類の光回線のタイプが、全国でどのようなシェアになっているか?見てみましょう。
ICT市場専門のリサーチ会社、株式会社MM総研の2021年3月発表のデータによれば、全国的に広く普及しているのは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)の2256.4万件であり、そのシェアは半数を大きく超える7割弱に達しています。
(出典:MM総研)
グラフ中のその他は、限られたエリアでのサービス展開です。
NTT東日本・西日本は「フレッツ光」を表しています。KDDIは「au光」、続くオプテージは関西圏で展開する関西電力系の光回線です。その次のソニーネットワークコミュニケーションズは、「NURO光」のシェアを表しています。他の電力系・有線系は、すべてその他に含まれています。
ココで一つ、素朴な疑問が沸いてきませんか?
光回線を安く利用するには、「セットにするとお得!」という、「スマートフォンのセット割」が、NTT系はドコモ・KDDI系はauが有るのに、他のキャリアである、ソフトバンクと楽天がここまで登場していません。
ソフトバンクは「SoftBank光」・楽天モバイルは「楽天ひかり」に、加入している方も多いでしょう。答えは簡単です。「SoftBank光」も「楽天ひかり」も、前述の「光コラボ」のサービスの一つだからです。前述の様に「フレッツ光」を利用しているため、回線別のシェアでは登場しないのでなく、上記のグラフでは「NTT東西」のシェアに含まれています。
セット割は必ずしも安価ではない
光回線を含む通信費トータル費用を下げるのに、確かに以前までは組み合わせて利用する「セット割」が有効でした。
しかし、現在では「ahamo」「povo」「LINEMO」のキャリアが提供する安価なオンラインプランが登場したことで、流れが変わりました。これらのプランは、光回線の「セット割」が適用されません。
多くのユーザーが当てはまる、月に3GBまでの利用なら、「povo・LINEMO」では月額990円で利用が出来て、家族何人・家の電気や光回線等の、従来は有った安価に利用する為の制約が、一切無い事が特徴です。
(出典:LINEMO公式)
オンライン契約に抵抗が有るユーザー向けに、ドコモショップでは、格安SIM「OCNモバイルONE」の契約取り扱いが始まっています。
(出典:OCNモバイルONE公式)
殆ど外出時に利用しないユーザーなら、0.5GBプランが月額550円で利用が出来ます。
こちらも前述のオンライプランと同様に、この価格を実現するために加入する他の制約「セット割」は、一切存在しません。冒頭に記述した「メール持ち運び」を使えば、これらに乗り換えても従来利用していた、携帯メールアドレスが継続して利用出来ます。
これらのプランも含めて、個人ユーザーが利用する携帯電話プランは、契約期間の「縛り」が有りません。その時の状況や、生活形態で最もメリットの有るプランに乗り換える事が自由に出来るのに対して、光回線は契約期間「縛り」が有るサービスが圧倒的に多く、「セット割」を選択する事は、ある意味で、スマートフォンのプランにも「縛り」を継続する事になると言えます。
光回線を乗り換える理由
乗り換える理由は、様々にあります。
契約期間「縛り」からの解放
光回線には、2年から3年程度の契約期間縛りが多くのサービスに存在していて、その期間が経過すると解約月になり、その期間中の解約は違約金が掛かりませんが、解約月を経過すると、自動的に再度同じ期間で「縛り」が始まります。
スマートフォンの契約「縛り」が無くなっても、光回線で「縛り」が有れば、乗り換えの自由度が大幅に制限されます。
乗り換え月の連絡は、サービス提供者からは基本的に来ません。ユーザーが自分自身で契約内容を把握して、行動する必要が有ります。乗り換える事で得られる、キャッシュバック等の特典があるケースでも、違約金や撤去費用を支払っていてはメリットも半減します。
解約月に「縛り」の無い光回線に乗り換える事が、最も合理的です。意図していなくても、生活の変化は訪れることがあります。急な転勤や転居時にも、余分な費用を支払う必要が無くなります。
月額料金が高い
月額料金が高い事も、乗り換える理由としては十分です。
キャリア回線と「セット割」を利用しているユーザーは、スマートフォンのプランと併せて見直すことで、通信費全体の支払い費用が大幅に削減出来る可能性が有ります。
特に外出時の利用が多く無いユーザーは、3大キャリアのプランはいずれも高額です。元々の金額が高いので、「セット割」が適用されても大きなメリットはありません。
たとえば、「ドコモ光」を利用していて、プロバイダに「ぷらら光」を選んでいる場合、光回線に「フレッツ光」・プロバイダに「ぷらら光」を利用している事に他なりません。
これは、「光コラボ」の「ぷらら光」を選択した場合と全く同じですが、月額料金は大きく下がり、契約期間の「縛り」も無くなりますが、回線環境は全く同じです。
通信速度に不満が有る
使っている回線の品質に納得いかない場合も、乗り換える理由になります。
「NURO光」はSo-netにプロバイダは自動的に決まり、「電力系・有線系」は、プロバイダもセットになっていて選択する事が出来ません。
「フレッツ光(光コラボ含む)」「auひかり」は、プロバイダを提示されている提携プロバイダの中から選ぶ事が出来ます。
同じ光回線を使っても、プロバイダを変更する事で通信品質や速度が改善することは、確かに有ります。
しかし、乗り換えても改善しないケースもあります。それは、マンション集合住宅の配線方式に有ります。
「光ファイバーがMDFまで来ている」場合の配線方式は、「光配線方式」「VDSL方式」「LAN配線方式」が有ります。
「VDSL方式」「LAN配線方式」の場合、1Gbpsの光回線が来ていても、残念ながらこの方式での最大通信速度は、上りも下りも100Mpbsしか出ません。戸数の多いマンションでは、この方式で同時に回線使用者が増えれば、回線速度は一層落ち込むケースが多々あります。
配線方式が原因で通信品質に不満が有るケースでは、光回線を乗り換えても改善出来る見込みは基本的にありません。据え置き型無線ホームルーターの方が、回線品質が良くなる可能性もあります。
光回線の乗り換えが出来ないケース
利用したい回線が、提供エリアになっている必要が有ります。マンション集合住宅では、建物の共用部分まで引き込まれている回線しか利用出来ません。
提供しているエリアは、サービスごとに異なります。実際のエリアはサービスを提供するサイトで検索するか、電話で問い合わせる必要が有ります。市町村単位でエリアになっていても、必ずしも全域がカバーされていない事もあります。
「電力系・有線系」のエリアは、サービスを提供する各社のホームページを利用して、住所から導入可能か調べることが出来ます。
日本で最も広いエリアでサービスを提供しているのは、NTTが敷設した「フレッツ光」です。
マンション集合住宅にも、最も多く導入されている「フレッツ光」のシェアは圧倒的です。
NTT西日本エリア
富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県
NTT東日本エリア
北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県

光回線を乗り換える手順
具体的な乗り換え手順を、契約回線ごとに見てみましょう。
「フレッツ光+プロバイダ」ユーザーが乗り換え
特に、光回線を初期から利用しているユーザーは、この形態で契約している方も多いと思いますが、個人契約の場合には、この形態を契約し続けるメリットは殆ど有りません。
「光コラボ」に乗り換える事で、同じプロバイダを使っても、多くの場合月額費用が安くなります。
「光コラボ」へ乗り換え
「フレッツ光+プロバイダ」契約を現在している方が、光コラボに乗り換える事を「転用」と言います。
出典:NTT東日本公式
フレッツ光回線をそのまま利用するので、それに伴う工事も基本的に必要ありません。契約先が一箇所にまとまる事で、問い合わせ窓口が一本化出来て、月額料金も安くなります。
転用の手順
1.転用承認番号の収得を、フレッツ光を契約しているNTTに申し込む
2.乗り換える光コラボ事業者に「転用」として申し込む
3.転用手続き完了(概ね1週間から2週間程度)すれば、利用できる様になります。
注意点としては、転用承認番号は15日間の有効期限があります。
同じ「フレッツ光」を回線として利用するため、簡単な手続きだけで大きなメリットが有ります。
キャッシュバック等の特典が有る場合、それまで利用していたプロバイダと、それ以外のプロバイダが提供する「光コラボ」では内容が異なる事が大半です。それまでの信頼が有るなら、内容と天秤に掛ける必要が有ります。
「NURO光」「auひかり」「電力系・有線系」へ乗り換え
現状利用している「フレッツ光」と「プロバイダ」の契約を解約して、新規契約を乗り換え先と結ぶ必要が有ります。
初期段階から利用しているユーザーに、工事費の残債は無いと思いますが、プロバイダは各社契約期間「縛り」の形態は様々なので、確認する必要が有ります。
「光コラボ」ユーザーが乗り換え
現在、契約期間「縛り」が有るなら、解約月に同じ「光コラボ」で、「縛り」が無い安価な月額料金のサービスに乗り換える事が、簡単な手続きでメリットが大きくなります。
他の「光コラボ」へ乗り換え
他の光コラボ事業者に乗り換える事を「事業者変更」と言います。
出典:NTT東日本公式
フレッツ光回線はそのまま利用するので、別途工事も必要ありません。
事業者変更の手順
- 事業者変更承諾番号の収得を、契約中の光コラボ事業者へ申し込む
- 新しい光コラボ事業者に、「事業者変更」として申し込む
- 事業者変更の手続きが完了(概ね1週間から2週間程度)すれば、利用できる様になります。
注意点としては、事業者変更承諾番号は15日間の有効期限があります。
正規代理店で事業者変更を行えば、公式で行っている特典がある場合にも、正規代理店独自の特典キャッシュバックが加えて受けられます。
「NURO光」「auひかり」「電力系・有線系」へ乗り換え
現状利用している「光コラボ」を解約して、新規契約を乗り換え先と結ぶ必要が有ります。
契約期間の縛りがあるサービスを利用している場合、解約月以外では違約金が発生します。工事費用を分割にしている場合、残債を支払う必要が有ります。解約は、乗り換える先が利用出来る事を確認した上で、行ってください。実際に工事に入ってから、利用が出来なかったケースが有ります。
「NURO光」「auひかり」「電力系・有線系」ユーザーが乗り換え
現在利用している回線からの他社への乗り換えは、全てのサービスで解約した後に新規契約を結ぶ必要が有ります。
契約期間の縛りがあるサービスを利用している場合、解約月以外では違約金が発生します。工事費用を分割にしている場合、残債を支払う必要が有ります。契約しているサービスによっては、回線撤去費用が別途掛かる事が有ります。
光回線の乗り換えなら「ぷらら光」がオススメ
「ぷらら光」は、NTT東西が敷設している「フレッツ光」を利用する「光コラボ」です。サービスを運営する株式会社NTTぷららは、通信事業を行うNTTグループ企業です。日本中の多くのエリア、マンション集合住宅で利用する事が出来ます。
「ぷらら光」をお勧めする理由は、期間「縛り」が無く、信頼と実績のNTTグループが提供しているサービスで、しかも安価だからです。
「縛り」の有る他社回線と比較しても、月額料金は最安値か最安値級なのは驚きで、マンション集合住宅の方にも、一戸建てにお住まいの方にもオススメです。
縛りの無いプランは他社の光回線サービスでも提供されていますので、比較してみましょう。
月額料金 | ||
戸建て | マンション | |
ぷらら光 | 5,280円 | 3,960円 |
ソフトバンク光(縛りなしプラン) | 6,930円 | 5,390円 |
NURO光(縛りなしプラン) | 7,836円 | 7,836円 |
ドコモ光(縛りなしプラン) | 7,370円 | 5,500円 |
OCN光(縛り無しプラン) | 6,820円 | 5,170円 |
一般的に掲げられている光回線の価格は、期間「縛り」の有るプランが大半で、「縛り無し」で比較すれば、一戸建てでもマンション集合住宅でも、「ぷらら光」が圧倒的に安くなります。会社の移転時にも違約金が掛からず、撤去費用も掛かりません。
「ぷらら光」の月額料金は、他社の「縛り有り」主力プランと比較しても、価格的には最安値級という戦略的な価格を提示しています。
「ぷらら光」と「縛り」の無い安価なスマートフォンプランを組み合わせる事で、自由でシンプルでありながら、トータル通信費が安価になります。シンプルに安い事で、煩わしい組み合わせ等による割引き制度に、頭を悩ますこともありません。
スマートフォンプランが登場すれば、いつでも「セット割」に縛られずに、乗り換える事が出来ます。
ぷらら光は月額料金が割安でも、NTTグループの技術力・資本力・サポート力・バックボーンによる安心感が有り、自信を持ってオススメ出来ます。
オススメする理由は、縛りが無くて安価なだけでなく、他にもあります。
次世代規格のIPv6 IPoE接続に対応
回線品質や速度は、実際に利用するのに大切な要素です。
IPv6 IPoEとは?
ぷらら光は、次世代規格のIPv6 IPoE「ぷららV6エクスプレス」が標準対応です。
あらためて、「IPv6 IPoE」をご説明します。
(出典:NTTPC公式サイト)
従来からある通信方式は、PPPoEです。
PPPoEは、Point-to-Point Protocol over Ethernetの略で、電話回線の時代からある通信方式を、LANの規格であるイーサネットに対応させたものです。
これに対し、新しい通信方式が、IPoEです。
IPoE は、IP over Ethernetの略で、当初からLAN規格(イーサネット)の利用を前提として構築されています。
同じ回線を使っても、理論上の通信速度はPPPoEよりもIPoEの方が、10倍速くなります。
従来の「IPv4 PPPoE」を使った接続方式がもたらす、プロバイダのネットワーク終焉装置がボトルネックになっている状態を、次世代規格のIPv6 IPoEを使う事で、ネットワーク終焉装置を経由が無くなり、最大理論値の速度に近づける事が可能になります。
実際の通信速度の差
ぷらら光は、フレッツ光回線を利用しています。
みんなのネット回線速度にある、直近3ヶ月に計測された43,092件のPPPoE方式のフレッツ光回線、187,176件のIPoE方式のフレッツ光回線の測定結果から平均値は、以下の通りです。
PPPoE方式のフレッツ光回線の平均値
平均Ping値: 35.36ms
平均ダウンロード速度: 184.62Mbps
平均アップロード速度: 180.95Mbps
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓これだけ数値が変わります↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
IPoE方式のフレッツ光回線の平均値
平均Ping値: 25.78ms
平均ダウンロード速度: 329.02Mbps
平均アップロード速度: 221.22Mbps
技術力に裏付けされた、安定した回線品質が「ぷらら光」が選ばれる理由の一つです。
Wi-Fiルーターのレンタルが無料
前述の新世代技術「ぷららV6エクスプレス」に対応したルーターのレンタルが、無料です。対応ルーターを探して入手する手間も費用も掛からず、誰でも新技術を簡単に享受出来ます。(申し込み後にマイページから申し込むと、利用する場所に発送されます)
このルーターは、Wi-Fiを飛ばす機能を当然備えていて、安定した光回線を利用したWi-Fi接続が使えるので、タブレットやゲーム機、スマートフォン等を快適に利用出来ます。
ひかりTV
本格的な視聴には専用のチューナーが必要ですが、「ひかりTVエントリープラン」が無料で使えます。
映画・ドラマ・アニメなど幅広いジャンルで、20,000本以上のビデオ作品がオンデマンドで見放題です。スマートフォン・タブレット・パソコンで、視聴することが出来ます。
地上デジタル放送・BSデジタル放送・BS4Kデジタル放送の他、幅広いチャンネルに対応した「ひかりTV」の月額料金から、毎月660円の割引きが受けられます。
インターネットとの合計料金で割引き後は、マンション集合住宅では4,950円から・戸建てでは6,270円から利用する事が出来ます。
セキュリティ
マカフィー for plalaの月額利用料が、最大24か月無料になっています。
キャッシュバック
「ぷらら光」では、キャッシュバックも行っています。
キャンペーン充実の「@TCOMヒカリ」も光回線の乗り換えにオススメ
@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、単にプロバイダとしてだけで無く、豊富な技術力が有り人気があります。

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
@TCOMヒカリをオススメする理由も沢山有ります。
初期工事費実質無料
光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為、工事費が掛かります。@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、工事費が無料になるキャンペーンを行っています。

キャッシュバック
新規契約だけのオプション無しで、戸建てタイプ30,000円・マンション集合住宅タイプで27,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています。Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。

12ヵ月の間、月額料金割引
契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。戸建てタイプで5,610円が12ヵ月間は4,290円になり、マンション集合住宅タイプでは、4,180円が12ヵ月間は3,190円になります。

キャッシュバックまで考慮すれば、戸建てタイプの12ヵ月間の月額料金は実質1,790円で、マンション集合住宅タイプは940円になります。
au回線のスマホ利用ならお得に
au回線のスマホを利用なら、auスマホの「auスマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」が利用できます。スマホ1台あたりの割引きが受けられ、継続してお得になります。
(出典:UQ mobile公式)
家族で複数台利用していれば、大きなメリットになります。
格安SIM「LIBMO」がお得に使える
(出典:LIBMO公式)
データ容量 | データ+音声通話+SMS | データ+音声通話+SMS +10分かけ放題 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
3GBプラン | 980円(税抜891円) | 1,750円(税抜1,591円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
8GBプラン | 1,518円(税抜1,380円) | 2,453円(税抜2,230円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
20GBプラン | 1,991円(税抜1,810円) | 2,926円(税抜2,660円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
30GBプラン | 2,728円(税抜2,480円) | 3,663円(税抜3,330円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
キャリアのオンライン専用プランは、細かい容量プランの設定をしていません。たとえばLINEMOの容量3GBで不足する場合、20GBを選択するしかありませんが、LIBMOでは8GBプランも用意しています。20GBのプランでも、ahamo・povo・LINEMOよりも安価になります。格安SIMでは珍しく30GBプランも用意されています。
@TCOMヒカリと組み合わせて利用する事で、LIBMO1回線あたり220円の割引きが受けられます。光回線とスマートフォンを組み合わせて、長期に渡ってお得に利用できます。
法人契約なら「フレッツ光」がオススメ
ここまで述べてきた光回線の乗り換えは、基本的に個人契約の光回線についてです。
個人契約なら「光コラボ」で、「フレッツ光+プロバイダ」契約にする理由はありませんが、法人契約なら、「フレッツ光+プロバイダ」の契約がオススメです。

遠い過去から現在に至るまで、NTTは多くの企業法人ユーザーを抱えていて、どの通信会社よりも多くのノウハウを持っています。
実際に多くの法人ユーザーは、「光コラボ」ではなく「フレッツ光+プロバイダ」契約を選択しています。
サービスを販売する正規代理店のメインターゲットも、個人ユーザーは「光コラボ」・法人ユーザーは「フレッツ光+プロバイダ」に絞られており、契約時の特典キャッシュバックキャンペーンも必然的に、そこに注力されています。


個人事業主やお店・企業の責任者の場合は、フレッツ光の契約を個人名義でも契約する事が出来て、法人格が無い個人事業主や店舗・SOHOでも、フレッツ光の法人契約が可能です。
法人契約には、以下のメリットが有ります。
経費として計上し易い
フレッツ光は法人契約の場合、請求書での支払いが可能になります。会社や事業の経費として税務計上する場合には、請求書と支払い領収書が必要になります。
コラボ光やフレッツ光でも個人契約の場合には、クレジットカードでの支払いが一般的で、請求書・領収書の発行が有りません。
24時間サポートが受けられる
フレッツ光の法人契約では、24時間サポートが受けられるオプションサービスが有ります。
個人契約の通常保守は9時から17時の日中保守ですが、法人契約の場合はオプション加入で夜間や早朝を問わず、不具合があればフレッツ光の業者が駆けつけてくれて、対応が受けられます。ビジネスを止めません。
同時接続機器の台数
フレッツ光の個人契約では、端末の接続台数は10台までが推奨されています。
法人契約のオプション契約(NTT東日本ではフレッツ光ネクスト プライオ1やフレッツ光ネクスト プライオ10・NTT西日本ではフレッツ光ネクスト ビジネスタイプ)を結べば、同時接続台数に制限が無くなります。